5月19日早朝6時からバンコクの目抜き通りシーロムで
僧侶1万人による托鉢が行われた。
集まった信者はそれ以上の数で、シーロム通りは
ナラティワット通りとの交差点からチャロンクルン通りまで
一時通行止めになった。
参加者の中には、御釈迦様の生誕2600年の托鉢と説明している人もいたが、
寄せられた多くの供物は全て内紛の続いている深南部4県に寄進されるという。
歩道まで溢れた信者でごった返すシーロム通りは一時、身動きできない状態になった。
(写真は2枚目を除いてBeClipから転載)
僧侶1万人の托鉢2013.05.21
タイの商品に最も影響している国・・韓国2013.05.16
【ASEAN】野村総合研究所が2012年8―12月に
マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、ミャンマーの
17―59歳の男女を対象に実施した消費者アンケート調査で、
「あなたの国の商品やサービスに影響を最も与えていると思う国
をあげてください」という質問に対し、
タイでは「韓国」(36・5%)との回答が最も多く、
次いで「日本」(30・3%)、「中国」(11・5%)だった。
マレーシアは「日本」22・6%、「中国」12・6%、「米国」10・7%。
インドネシアは「日本」35・9%、「中国」23・4%、「韓国」8・3%。
ベトナムは「中国」41・2%、「日本」21・2%、「米国」14・8%。
ミャンマーは「中国」73・1%、「タイ」10・9%、「日本」5・8%。
(記事はBeClipより転載)
比較民俗学的考証10・・・ 謝罪2013.04.12
五郎:ソムチャイさんが体調壊して「タイ・日 文化トーク」が
できなくなった。 しばらくお休みして、私が30年近く
タイと日本を往復して感じじている
タイ人と日本人の様々な違いを独断・偏見を交えて発表し、
ソムチャイさんの早期復帰を待ちたい。
・・・名づけて「比較民俗学的考証」
第10話・・・謝罪
日本:先ずは謝罪を優先する。
国民の多くが謝罪を求める。
「ごめんなさい」を言ってから言い訳を言う。
タイ:滅多なことでは謝らない。
自分の非は容認しない。言い訳に知恵を働かす。
非を認めると責任の追求を受けるから抵抗する。
総括・・・タイ人は非を認めることが責任を取ることを意味し、損害を償う事につながると考える。
その方程式は避けたい。
上手に言い訳しているうちに、事がアイマイになり、ウヤムヤとなるのを期待する。
日本人は誰もが先ず謝罪を求める。
失敗した側はともかく謝っておいた方がトクと考える。
頭を下げながら 時間の経過を待つ。
失敗を恥じ、責任を果たすために腹を切った日本人がいたのは江戸時代までか、明治までか、太平洋戦争敗戦までか・・・。
心は・・・タイ人も日本人も責任回避には全力投球。
同じ間違いは何度も起き、責任は取らない。
社会的地位、ポジションが高くなるほどその傾向は強まる。
写真1.・・東電勝俣会長の初の謝罪(当時) 清水社長は体調不良で現れず。
2011年5月4日、福島県あだたら体育館での避難住民による「土下座要求」と清水社長の土下座は有名。
最近の写真2.・・・2013年4月10日、東電は汚染水の漏れが発覚して謝罪
4月6日には「問題の発生に対する感度が鈍かった」と謝罪、
4月8日には貯水槽からの汚染水の漏れで福島県漁連に謝罪、
最近の写真3.・・・2013年3月29日、汚染水の地下貯蔵設備からの汚染水漏れを謝罪(広瀬社長、相沢・石崎両副社長)
3月23日、ヨウ素の基準値超えが発生して謝罪したばかり。
比較民俗学的考証 9・・・駐車2013.03.22
五郎:ソムチャイさんが体調壊して「タイ・日 文化トーク」が
できなくなった。 しばらくお休みして、私が30年近く
タイと日本を往復して感じじている
タイ人と日本人の様々な違いを独断・偏見を交えて発表し、
ソムチャイさんの早期復帰を待ちたい。
・・・名づけて「比較民俗学的考証」
第9話・・・駐車
日本:最近は立体駐車場と「Park24」になり、駐車の技術は不要となった。
立体駐車では前向きに車を入れる。
パーキングでは後ろ向き。
タイ:縦列駐車できるドライバーはほとんどいない。
運転免許の取得が驚くほど簡単。
インジェクションして、前に進めれば免許をもらえる・・?
縦列駐車の技術は教わらない。
総括・・・写真が全てを語っている。
タイはタイランドというくらいで、国土が平で起伏がない。
駐車はハンドルだけ固定化してハンドブレーキを引かない。
停まっている車を前後に押してスペースを作り、駐車をする。
(写真はBTS高架線の終点、モチット駅前)
小川さん産地訪問 3日目2013.03.15
第二回ホムトンバナナ栽培技術交流会は明日(3/16)日から始まります。
場所はチュンポン県、カンガルーホテル会議室。
小川さんはコメンテーターです。
発表予定の生産者を事前に訪問し、
圃場の確認をしてきました。
今日は事前訪問の最終日です。
訪ねたのはトンカーワット農民会のウィトーンさんとタンさん。
圃場で話が始まるとなかなか終わりません。
写真は上から
1.ウィトーンさんの山路の圃場にて。
2.ゴムの生産に押され気味だったホムトンバナナもようやく盛り返してきた。
ゴムの値段が急落。安定価格のホムトンバナナが再び見直されている。
ウィトーンさんはバナナで儲けて目下家を新築中。
3.4.タンさんの圃場で。
タンさんは今年74歳。シャキッとしている。
圃場は年々良くなってきていて、収穫も良い。
比較民俗学的考証・・82013.02.06
五郎:ソムチャイさんが体調壊して「タイ・日 文化トーク」が
できなくなった。 しばらくお休みして、私が30年近くタイと
日本を往復して感じじている タイ人と日本人の様々な違
いを独断・偏見を交えて発表し、ソムチャイさんの早期
復帰を待ちたい。
・・・名づけて「比較民俗学的考証」
第8話・・・時刻表
タイの電車、バスには時刻表がない。 途端に日本人は不安となる。 日本の新幹線は出発、到着時間に秒単位の管理をしていて、それが守られている。 それが当たり前と受け止められている。 私の利用する小田急線は毎日のように時刻表通りに出発、到着できていない。 車掌のアナウンスは決まっていて、 「*分遅れて新宿に到着しました。 遅れて到着したことをお詫びいたします。申し訳ありませんでした」 総括・・・時刻表があるから、ある以上は守らなければならない。 この際、時刻表をなくし、ダイヤを公表しないで運行したらどうなるか⁈ 心は・・・タイ人は「来た電車に乗れば良い」と考える。 日本人は不安になる。いつも何かに拘束されていないと心穏やかでない。 決まっていないと旅行はできない、どこにも動けない。 (写真はバンコク高架線BTSの時刻表、見る人はいない)
比較民俗学的考証・・72013.01.12
五郎:ソムチャイさんが体調壊して「タイ・日 文化トーク」が
できなくなった。 しばらくお休みして、私が30年近くタイと
日本を往復して感じじている タイ人と日本人の様々な違
いを独断・偏見を交えて発表し、ソムチャイさんの早期
復帰を待ちたい。
・・・名づけて「比較民俗学的考証」
第7話・・・自己評価
日本:英語、話せますか? と聞かれると
多くの日本人は「A little」(チョットだけ)と答える。
中学で3年、高校で3年、大学へ行った人は更に4年英語を勉強してきた。
実際はかなりの程度話せる人が多いのだが。
タイ:同じ質問をタイ人にすると、
多くのタイ人は「話せる」と答える。
中には「Can you speak English?」と聞いてくるタイ人もいる。
で、会話を始めるとリアクションがない。
総括・・・タイ人は「Can you speak English?」と言えれば
英語が話せると思う。ミエとプライドが先行するタイ人はほとんど自己過大評価。
タイ人は「知らない」と言えない。
タイ人にはウッカリ道を尋ねない方が良い。
とんでもないところを、親切に教えてくれる。
日本人は話をする前に、保身が先行する。
ウッカリ「話せます」なんて言って「その程度なの⁈」と思われたくない。
チョットしか話せないと言っておいて「えッ、結構話せる」と評価されたい。
日本人の精神構造はよれて複雑だ。
心は・・・自分の評価は自分がするものではない。
他人が自分をどう評価するかが基本になる。
自己過信のタイ人、謙遜と言う名の自己保身をする日本人。
国際親善の壁を破るのはどっちなのだろう。
比較民俗学的考証・・・62012.12.26

五郎:ソムチャイさんが体調壊して「タイ・日 文化トーク」が
できなくなった。 しばらくお休みして、私が30年近くタイと
日本を往復して感じじている タイ人と日本人の様々な違
いを独断・偏見を交えて発表し、ソムチャイさんの早期
復帰を待ちたい。
・・・名づけて「比較民俗学的考証」
第6話・・・数
日本:引き算ができるし、計算が速い。
掛け算九九はほとんどの人ができる。
目標が決まったら、目標から手前・手前と出発点に戻る。
つまり、目標から出発する。
タイ:足し算はできるけど、引き算は苦手。
掛け算九九はできなくても恥ではない。
目標へ向かう時は出発点から考える。
総括:日本人の頭の中には「9」が潜在していて572円の買い物して1000円で払えば
428円のオツリと暗算ですぐ出る。
タイ人は572円に先ず「8円」と言い、次に10の位を「7・8・9」と足し、
100の位を「5・6・7・8・9」と足して、
「ハイ、1000」と言ってオツリを出す。
日本では計算が速いのは能力が高いと評価される。
タイでは大きなウェートを占めない。
心は・・・日本人がオツリを引き算で計算するのは頭の中に決まった方程式があるからで、
目標に向かう時、到達点から考えるのも同じ思考である。
一度決めると変更がしにくい、すぐに硬直化する傾向がある。
応用が利かない。
タイ人はマイナスの思考が少なく、計画や計算は苦手。
足し算方式で行き当たりバッタリだが、暗くならない。
1000円持っていて、500円使うと
日本人は「あと500円しかない」と思い、
タイ人は「あと500円もある」と思う。
比較民俗学的考察・・52012.12.19
五郎:ソムチャイさんが体調壊して「タイ・日 文化トーク」も
できなくなった。
しばらくお休みして、私が30年近くタイと日本を行き来して
感じている タイ人と日本人の様々な違いを独断・偏見を交え
て発表し、ソムチャイさんの早期復帰を待ちたい。
・・・名ずけて「比較民俗学的考証」
第5話・・・虫
日本:いかに冬を越して子孫を残すかが命題。
卵を残す(自分は死ぬ)、
サナギに変身する(元の自分からは想像できない形になる)、
越冬に備える(無事に冬を越せる保証はない) 。
タイ:蟻も蚊も一年中途切れずいる
「ありとキリギリス」(イソップ)のお話は成立しない 。
総括:日本では生きとし生けるものの環境、条件が悪い 。
冬に備え、災害に備えるノウハウが生まれ、高度化する。
常に悪いことが起きた場合を想定しながら生きる。暗い。
タイでは果物、野菜、米、食料が一年中途切れず有って、生き物は先の心配をしないで良い 。
だから、厳しい環境への対応力やノウハウ・技術が生まれない。成り行き任せ。
旱魃や水害はあっても地域的、限定的。
食べ物を蓄えるアリさんは愚かな行為に走っている、となる。
心は・・・日本の生き物にはこれで良いという条件が与えられていない。
いつも苦しい。
タイの生き物はいつも与えられている。心配がなく、備えない。
人はテレビを見たり、外国と触れたりする機会があるので、自己のありように疑問が生まれる。
人が人に優しくなれるのは、どっちだろう?
比較民俗学的考証・・42012.12.10
五郎:ソムチャイさんが体調壊して「タイ・日 文化トーク」も できなくなった。
しばらくお休みして、私が30年近くタイと日本を行き来して
感じているタイ人と日本人の様々な違いを独断・偏見を交えて 発表し、ソムチャイさんの復帰を待ちたい。
名ずけて「比較民俗学的考証」
第4話・・・音
日本:音には過敏に反応する。
「ピアノ殺人事件」と言うのがある。
欧米諸国でも有るだろうが、日本では珍しくない。
「クラクション暴力事件」まであって、ドライバーが殴りあう。
隣の騒音を市役所や警察に通報する。
タイ:音には寛容。
夜中まで隣でドンチャン騒ぎしていてもトラブルになることはまずない。
電車の中での携帯電話はかけ放題、誰も気にしない。あるいは気にしない振り。
夜の花火は9時ごろから始まって、11時までは打ち上げる。
総括・・・人の営みには音がついて回る。
日本では戦後、村落共同体が急速に失われた。
他人には関わりたくない、関わって欲しくもない。
他人の生活の音は煩わしさの対象になった。
タイでは農村共同体意識、助け合い意識がまだ失われていない。
その根本は自分の好きなようにやりたい、
自分が好きなことをするには、他人に干渉しないが一番という意識がある。
強い自意識と「もたれ合い意識」とが混在している。
心は・・・日本人は電車で隅の座席が空くとそこへ座りたがる。
タイ人は関心がない。
自己の主張は弱いけど他人の干渉を拒否したい日本人。
他人にもたれていたいけど、自意識が強くワガママなタイ人。
人と人とのより良い関係、
新しいヒューマンリレーションを構築するのはどっちが早いだろう?