トゥンカーワット農民会から女性生産者2名が来日しました。二人とも初めての海外で不安もあったようですが、今年10月のよどがわ市民生協訪タイ団に参加された方々との再会で話も盛り上がり、すっかり不安も飛んでいきました。
2日間に渡り生産者交流会へ参加し、総代の方々とホムトンバナナのお話をすることができました。無農薬栽培への思いや工夫を紹介したり、組合員さん側からのご意見や応援の言葉を頂いたりと、双方向のコミュニケーションでお互いの理解を深められた交流となりました。
ホムトンバナナは今年25周年となりましたが、今回は25年前の産地開発の時期にタイへ行かれた職員の方や、取り扱い開始当初からホムトンバナナをご利用され続けている組合員さんなどとお話しすることができ、作る人と食べる人がともに支え合ってきた長い年月を実感しました。
生産者交流会のあとは和歌山県に移動し、果物と野菜の産地を見学。日本の生産者の栽培管理や土作りの考え方を熱心に聞き入り、高品質な農産物を作る高い技術に感心していました。また、安心・安全なものを作るための努力や苦労などはタイでも日本でも同様で共感できることも多く話は盛り上がり、良い交流となりました。
今回の訪日団のように、作る人と食べる人、それにかかわる人たちが実際に会って交流し、お互いを知り合うことで築かれる信頼関係がさらに広がるような交流の機会をこれからも持ち続けられればと思います。