1月13日、来日中のトンカーワット農民会ソムヌック理事長とバンラート農協フーン組合長は東海コープを訪問しました。
本部では徳升常務、三戸部長、河合部長の他農産関係の鵜野さん、中根さんの出席のもと、両産地から産地の状況報告と今後の見通しなどの報告があり、東海コープからはこの間の東海の取り組みとホムトンバナナに対する組合員の声などについて報告がありました。未だ、組合員に支持されている状況になっておらず、軸腐れなど初歩的なクレームが発生している実情も報告されました。食味については「サッパリした程よい甘さ」という評価は得ているものの、生産者の顔が見え、産地と交流をしながら進めていくホムトンバナナの特徴を組合員に伝えきれていない、産地の情報が生協に届いていない、組合員からの声が産地にフィードバックされていないなどについて率直な意見交換がされました。打ち合わせ会議が終わって、長久手の「商品検査センター」を訪問させてもらい、野村センター長から残留農薬の検査や、細菌検査、放射能の検査などについて詳細を説明いただきました。
夕食交流会場に移り、産地を訪問した各単協の幹部職員の方とも交流し、単協での取り組みについて説明を受けました。「今日を新たな第一歩にしよう」という徳升常務の〆のあいさつを受け、両生産者組織の代表は喜びとともに気持ちを引き締めていました。
東海コープの鵜野さんの配慮で、2人の生産者代表は短時間でしたが名古屋城を見学しました。ソムヌック理事長はお城を見るのが初めてで、規模の大きさや巨岩を積み重ねた建築構造に感激していました。