よどがわ市民生協の職員と配送担当の方々8名がトゥンカーワット農民会を訪問しました。
9月には第1陣の予定がありましたが、台風21号の影響により関西空港から出発ができず中止となりました。その台風のニュースはタイでも放映され、産地の方々も心配していて、第1陣の中止が決まったときには皆さん非常に残念がっていました。
今回、一行がトゥンカーワット農民会に到着すると、組合長のサムルワンさんはじめスタッフの方々より歓迎を受け、また先の台風被害を心配する声を頂きました。その後、作業工程のデモンストレーションを見ながら説明を聞き、バナナのパッキング工程を見学しました。実際に作業を体験しながら写真を撮ったり、作業をしている方々とコミュニケーションを取ったりと、和やかな交流の時間になりました。
続いて圃場視察を行い、生産者にバナナ栽培の作業を実演しながら説明していただきました。今回訪問した生産者は、来月よどがわ市民生協への訪問が決まっている訪日団参加者だったため、皆さん熱心に話をして日本での再開を約束しました。
また、よどがわ市民生協がトゥンカーワット農民会を通じて支援している次世代農家育成プロジェクトに取り組む地域の小学校にも訪問し歓迎を受けました。
今年はホムトンバナナ事業25周年となり、事業開始当初より続けてきたよどがわ市民生協とトゥンカーワット農民会の交流も25年になりました。トゥンカーワット農民会組合長のサムルワンさんは、「産地としても、これからもよどがわ市民生協との交流を続けていけたら光栄です。」と話していました。
今後もこのような交流を重ねて5年、10年、さらに25年とホムトンバナナがつなぐ関係を長く続けていきたいと思います。