Q&A

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ホムトンバナナにはスウィートスポットが出ないのですか?

はい。一般的にバナナは日数が経ち熟度が進むにつれ、皮の表面に黒いほくろのような点が出てきます。これをスウィートスポットと呼び、これの出始めが一番甘みが乗りおいしい頃の目安とされています。しかし、タイのホムトンバナナではこのスポットは現われません。スポットが出るのをいつまでも待っていると果肉も軟らかくなり食べ頃をのがしてしまうかもしれません。ホムトンバナナでは両端が全部黄色くなったころからが食べごろです。

バナナは冷蔵庫にいれてもいいですか?

食べる前にちょっと冷やして食べるとおいしいという人もいますが、基本的にバナナは冷蔵庫に入れて保管してはいけません。冷えすぎるとバナナが風邪を引くといわれる症状になり、ひどくなると真っ黒になってしまいます。特にホムトンバナナは皮が薄いという特徴があるので外気温の変化に弱いため、常温保管でもあまり冷えるところや日差しの強いところに置くのは禁物です。 ☆エアーキャップ袋に入れたまま冷蔵庫に保管する事は可能です。

果肉の芯あたりに黒い粒が見られることがありますが?

種の退化した痕跡です。バナナは種では増えませんが、種類によっては大きな種がはいっているバナナもあります。ホムトンバナナは一般的に流通しているキャベンデッシュ種のように品種改良されておらず、原種に近いため完全に退化しきれていない種の痕が残っているものです。

青いバナナが届いたのですが?

バナナは追熟が進み黄色くなると軟らかくもなり、押されたりなにかに当ったりするとすぐに傷になったり黒く変色したりします。そのためお届けする流通過程でのダメージを防ぐために出荷時ではやや青め残りの状態でパックするようにしています。お届けするまでの外気温により、追熟がそれほど進まず青めが強いバナナが届くことがあります。そのような場合は袋から出し冷えないところに保管していただければ黄色く追熟が進んでいきます。

バナナの皮にキャタピラの痕のようなものがありますが?

甲虫がかじった痕です。バナナは赤ちゃんの時バナナの花芽の中で皮にくるまれた状態でいます。この花の中に虫が潜り込みバナナの表面を傷つけます。赤ちゃんバナナは柔らかいために虫が食べ易いのでしょう。そのときの小さな傷痕がバナナが大きく成長するにしたがいキャタピラ痕のように大きく目立つようになってきます。この傷は中の果肉にはなにも影響がありませんので普通に食べていただいて大丈夫です。あまり傷が多いものは見た目も良くありませんので産地では出荷しないようにしていますが殺虫剤を使用出来ないため、多少の傷は認めています。

バナナの皮に赤い痣がありますが?

赤い痣はバナナが隣同士や上下で接している箇所に現われます。このバナナ同士が接している箇所に雨などによる水分が残り、なんらかの理由でその部分の皮の細胞が壊れ酸化することによって赤くなるのではないかと現地では言われています。この痣も中の果肉には全然影響しませんが、やはりあまり大きな痣のあるものは見た目も悪いため出荷されず廃棄としています。痣のあるバナナを全量廃棄することはできませんのでご理解をお願いいたします。

現地では木で熟した完熟バナナを食べるのですか

木にずっと置いていると熟度は進んでおいしくなりますが、バナナが黄色くなってしまうとミバエなどの虫が卵を産み付けるために、現地でも黄色くなる前に収穫して家で追熟させ食べることが一般的です。また、植物防疫法上バナナは日本に届いた時点で色は青くて硬くなければならず、黄色いバナナは廃棄となります。