強い風と雨を伴う台風1号(pabuk)が4日、タイ南部に上陸しタイ南部全域に豪雨をもたらしマレー半島を横断しました。豪雨で風が強いため電柱が倒れたり、洪水になったりしています。しかし被害地はほとんどタイで人気のリゾート地です。主にサムイ島、パンガン島、タオ島などです。
ホムトンバナナの生産地では一部、台風の被害を受けていますが、今のところ台風による大きな被害は出ていません。一番影響が出ているのがナーサン産地です。トゥンカーワット産地も一部被害が出てきています。熱帯性の大型台風は1962年の台風(ハリエット)以来のことだったので、当時を知る人は非常に警戒をしていました。
現在、タイ気象局によると台風1号は停滞することなく勢力を弱めながらアンダマン海に抜けています。南部のチュンポン県は雨もなく、少し晴れてきている状況です。