トゥンカーワット農民会プララック地区のリキット・ジャムルーンマニーさんの圃場にお邪魔して来ました。バナナは株立ちで一株に6本も生えているものが目立ちますが、出来はまずまずです。リキットさんがバナナ栽培を始めたきっかけはこの圃場を前の地主から購入したときに、バナナがすでに植えられていたことでした。前地主からこの圃場を借りていた会員が日本向けに栽培していたホムトンバナナを引き継いだ形。最初は悪戦苦闘で良いものができずに悩みましたが、持ち前の研究熱心さで同じ地区に住む先輩会員や農民会のベテラン生産者にいろいろ栽培のことを聞いては改善を試みてきたそうです。今もその途上ですが初年度よりはかなり良いものができるようになった、と満足げでした。リキットさんのバナナはだいたい週300〜400kgくらいずつ出荷されており、バンチ当たりの重量の最近では7キロ近くと充実してきています。