タイランド情報

Nokのチェンマイ通信『新年』2013.01.11


明けまして、おめでとうございます。

元旦は象乗りで始まり、先週はメーサリアンという、
ビルマ(ミャンマー)国境の山奥、カレン族の村にボランティアに行ってきました。
(チェンマイ イミグレーションの有志の方に同行)
普段、制服に包まれた厳つい顔の職員、オフは満面の笑顔で
きびきび動いておりました。その姿をみて、それだけでも来て良かった。


アングリーバードの帽子が板についたNok(タイ語で鳥)
は、子供たちに大人気でしたよん。


それでは、今年もよろしくお願いいたします。

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路上に現金330万バーツ2013.01.03

【タイ】警備会社の現金輸送車から紛失した現金330万バーツが入った袋をタクシー運転手のタイ人男性、ポンシンさん(45、写真のチョッキの男性)がバンコク都内の路上で拾い、この警備会社に返還した。

ポンシンさんは30日午前3時ごろ、運転していたタクシーがラマ3世橋近くの路上で何かにぶつかったため、路肩に停車し、路上に落ちていた袋を拾った。自宅で中身を確かめると多額の現金が入っていたことから、交通情報専門のラジオ局に届け出た。

一方、警備会社社員のタイ人男性3人が30日早朝、バンコク都内の警察署を訪れ、「走行中に現金輸送車の後部ドアが開き、現金袋1つを落とした」と届け出た。現金輸送車に設置された防犯カメラが故障していた上、3人の供述にあいまいな点があることから、警察は詳しい状況を調べる方針だ。

(記事・写真ともNewsClipから転載)

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『真実の聖域』2013.01.02

あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。『タイランド情報』に初めての投稿になります。年末年始家族でパタヤに旅行に行って来ましたが、その折に『真実の聖域』(タイ語でプラサート・サッジャタム、英語名はThe Sanctuary of Truth)という所に行って来ました。あるタイの資産家が30年前に着手した全木造の文化施設。仏教やヒンズー教やその他諸々の宗教を織り交ぜた宇宙世界を表現したものだそうです。今でも工事は続いていて工期半世紀という壮大な計画の建造物です。高さ100Mにも達するという優美で壮大な建築物。一見に値します。皆様もパタヤにお越しの折には是非覗いてみてはいかがでしょうか。下記のURLで私が撮影した写真の一部をご紹介します。(JK)

https://picasaweb.google.com/114145594615290951534/SanctuaryOfTruth

 

 

 

 

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Nokのチェンマイ通信『よいお年を』2012.12.27



今年も、「Nokのチェンマイ通信」お付き合い、
ありがとうございました。
友人知人には、良い近況(生きてるぞ!)報告となっております。
毎回楽しみにしているとのお言葉に、
調子に乗りやすい私は、来年も頑張るぞ!
と意気込んで(?)おります。

来年も、どうぞよろしくお願いします。
皆様、よいお年をお迎えくださいね。NOK


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比較民俗学的考証・・・62012.12.26

五郎:ソムチャイさんが体調壊して「タイ・日 文化トーク」が 

できなくなった。 しばらくお休みして、私が30年近くタイと

日本を往復して感じじている タイ人と日本人の様々な違

いを独断・偏見を交えて発表し、ソムチャイさんの早期

復帰を待ちたい。

 ・・・名づけて「比較民俗学的考証」 
 

第6話・・・数

 

日本:引き算ができるし、計算が速い。

    掛け算九九はほとんどの人ができる。

    目標が決まったら、目標から手前・手前と出発点に戻る。

    つまり、目標から出発する。

タイ:足し算はできるけど、引き算は苦手。

   掛け算九九はできなくても恥ではない。

   目標へ向かう時は出発点から考える。

総括:日本人の頭の中には「9」が潜在していて572円の買い物して1000円で払えば

    428円のオツリと暗算ですぐ出る。

    タイ人は572円に先ず「8円」と言い、次に10の位を「7・8・9」と足し、

    100の位を「5・6・7・8・9」と足して、

    「ハイ、1000」と言ってオツリを出す。

    日本では計算が速いのは能力が高いと評価される。

    タイでは大きなウェートを占めない。
 

心は・・・日本人がオツリを引き算で計算するのは頭の中に決まった方程式があるからで、

     目標に向かう時、到達点から考えるのも同じ思考である。

     一度決めると変更がしにくい、すぐに硬直化する傾向がある。

     応用が利かない。

     タイ人はマイナスの思考が少なく、計画や計算は苦手。

     足し算方式で行き当たりバッタリだが、暗くならない。

     1000円持っていて、500円使うと

     日本人は「あと500円しかない」と思い、

     タイ人は「あと500円もある」と思う。

     
 

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Nokチェンマイ通信『産直野菜』2012.12.25

21日、『アムリタ・ガーデン』 カフェ&多目的スペースで、
産地直送オーガニック野菜市が開かれました。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.405977326148346.98057.389876864425059&type=1

採りたて新鮮野菜は、始まってすぐ、並べる間もなく売れ行き良好!
だったようで、私の行ったお昼過ぎには写真の通り、まばらになってました。

お値段は少し高めでしたが、これから需要が増えれば、
安全・安心・美味しい野菜を口にできる、期待の出来る定期市に
なると思われます。

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比較民俗学的考察・・52012.12.19

五郎:ソムチャイさんが体調壊して「タイ・日 文化トーク」も

できなくなった。

しばらくお休みして、私が30年近くタイと日本を行き来して

感じている タイ人と日本人の様々な違いを独断・偏見を交え

て発表し、ソムチャイさんの早期復帰を待ちたい。

・・・名ずけて「比較民俗学的考証」



第5話・・・虫



日本:いかに冬を越して子孫を残すかが命題。

卵を残す(自分は死ぬ)、

サナギに変身する(元の自分からは想像できない形になる)、

越冬に備える(無事に冬を越せる保証はない) 。


タイ:蟻も蚊も一年中途切れずいる

「ありとキリギリス」(イソップ)のお話は成立しない 。


総括:日本では生きとし生けるものの環境、条件が悪い 。

冬に備え、災害に備えるノウハウが生まれ、高度化する。

常に悪いことが起きた場合を想定しながら生きる。暗い。


タイでは果物、野菜、米、食料が一年中途切れず有って、生き物は先の心配をしないで良い 。

だから、厳しい環境への対応力やノウハウ・技術が生まれない。成り行き任せ。

旱魃や水害はあっても地域的、限定的。

食べ物を蓄えるアリさんは愚かな行為に走っている、となる。



心は・・・日本の生き物にはこれで良いという条件が与えられていない。

いつも苦しい。

タイの生き物はいつも与えられている。心配がなく、備えない。

人はテレビを見たり、外国と触れたりする機会があるので、自己のありように疑問が生まれる。

人が人に優しくなれるのは、どっちだろう?

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比較民俗学的考証・・42012.12.10

五郎:ソムチャイさんが体調壊して「タイ・日 文化トーク」も できなくなった。

しばらくお休みして、私が30年近くタイと日本を行き来して

感じているタイ人と日本人の様々な違いを独断・偏見を交えて 発表し、ソムチャイさんの復帰を待ちたい。

名ずけて「比較民俗学的考証」



第4話・・・音


日本:音には過敏に反応する。

「ピアノ殺人事件」と言うのがある。

欧米諸国でも有るだろうが、日本では珍しくない。

「クラクション暴力事件」まであって、ドライバーが殴りあう。

隣の騒音を市役所や警察に通報する。


タイ:音には寛容。

夜中まで隣でドンチャン騒ぎしていてもトラブルになることはまずない。

電車の中での携帯電話はかけ放題、誰も気にしない。あるいは気にしない振り。

夜の花火は9時ごろから始まって、11時までは打ち上げる。



総括・・・人の営みには音がついて回る。


日本では戦後、村落共同体が急速に失われた。

他人には関わりたくない、関わって欲しくもない。

他人の生活の音は煩わしさの対象になった。


タイでは農村共同体意識、助け合い意識がまだ失われていない。

その根本は自分の好きなようにやりたい、

自分が好きなことをするには、他人に干渉しないが一番という意識がある。

強い自意識と「もたれ合い意識」とが混在している。


心は・・・日本人は電車で隅の座席が空くとそこへ座りたがる。

タイ人は関心がない。

自己の主張は弱いけど他人の干渉を拒否したい日本人。

他人にもたれていたいけど、自意識が強くワガママなタイ人。

人と人とのより良い関係、

新しいヒューマンリレーションを構築するのはどっちが早いだろう?


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Nokのチェンマイ通信『ギフト・フェアー』2012.12.09

昨日『商業振興会』主催の催事に行って来た。
食品から衣料・小物・雑貨に至るまで、
所狭しと1坪ショップが迷路ように軒を連ね、
時間の経つのも忘れてしまうワンダーランド。


ランナースタイルの野外店舗で、お婆ちゃんがバナナを焼いていた。
香ばしい匂いに誘われて、お買い上げ〜!
3本20バーツ(¥60)

お味はと言うと、お芋のようでバナナ特有の種のほろ苦さや
酸味はなく、控えめ過ぎるくらいの甘さ。
朝ごはんでいただきました。

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比較民俗学的考証・・32012.12.05

五郎:ソムチャイさんが体調壊して「タイ・日 文化トーク」も できなくなった。

しばらくお休みして、私が30年近くタイと日本を行き来して

感じているタイ人と日本人の様々な違いを独断・偏見を交えて 発表し、ソムチャイさんの復帰を待ちたい。

名ずけて「比較民俗学的考証」



第3話・・・水


日本:蛇口をひねると水が出て、飲める。

レストランや喫茶店で水はタダ。


タイ:水はコンビニやマーケットから買って飲む。

五つ星ホテルでも水道の水は飲料にならない。

レストランでも水は有料。


総括・・・飲み水は人類最後の資源と言われている。

日本には、水の価値が十分認識されていない程優良な水が豊富にある。

水を供給するインフラも浄化する技術も、資源としての水そのものもあって、

すべてが整っている。

治山治水の歴史も長い。


タイでは人々が水に寄り添って生きてきた。

水と言えばタイ人は雨水、川の水を思い浮かべる。

田畑の恵みをもたらし、運河は今でも日常の生活を支えている。

時に洪水し、時に渇水となる。

バンコク市内でも少し裏通りに入ると、浄水機(写真)で飲み水を販売している。

1リットル1バーツ。



心は・・・水は民族と文化の根源で、水を大事にしない民族は滅んできた。


日本では山が荒れ、手入れが行き届かない。

安い輸入材に山が負けている。


山が整ってこそ、水が整い、海で魚がとれる。

日本は「タダの水」を喪うところへ来ている。


タイは戦後原野を伐採し、木材は輸出して切り開いた原野を農地とした。

洪水が頻発し、農地も工業地帯も機能不全を起こしている。

最近、政府主導で植林を始めた。


人類最後の資源、水を確保・保全し生き残るのはどっちだろう?

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