タイランド情報

まだら模様の男女関係2008.01.11

五郎:私が知ってるタイの女性だけど、プロパンガスの会社を経営していたオ

   ヤジに口説き落とされて同棲始めた。「女房とはとっくに別れた」と言う話

   を真に受けてね。働いて貯めていたお金を貸しちゃった。「会社の株主に

   なってくれ」なんて言われてね。

ソムチャイ:大金ですか?

五郎:大きいね。株主として投資した分が50万バーツ、貸し付けた分が50万

   バーツ。都合100万バーツだ。

ソムチャイ:大変なお金ですね。

五郎:ところがこの会社はもう成り立たなくなってたんだな。資金に困ってい

   た。彼女、会社の経理までさせられて、時々不足する現金を立て替えたり

   していた。

ソムチャイ:そんな大金を良く持ってましたね。

五郎:ああ、水商売で稼いだお金だ。体張って稼いだものだ。

スワンニー:それで、どうなったんですか?

五郎:にっちもさっちも行かなくなって、彼女とうとう男も会社も投げ出した。

   彼女は一度離婚していて、子供も一人いた。

スワンニー:そうですか・・・。何か、気のどく。

五郎:彼女、しばらく泣いてたけど、半年もしないうちに新しい男見つけて、今

   ではその彼のレストランを切り盛りしている。

スワンニー:タイの女性は結婚して、別れて、男に懲りて、それからは独身で

   通す、て言う人多いです。

ソムチャイ:彼女は納まるところに収まったと言うことでしょうか?

五郎:ところが、ガスやの男は男で、別れてから何度も電話かけて来るそう

  だ。ヨリを戻そうって。彼女はしつこくて困る、って言ってたけど電話口でそ

  のオヤジ泣くんだそうだ。かわいそうだから、たまに会いに行ってやるんだっ

  て・・・。新しい旦那がいるのにだよ。そんなのありかな?

スワンニー:それって変です。

ソムチャイ:五郎さん、何でそんなに詳しく知ってるんですか?

五郎:私の「友達の友達」なんだね。二人がタイ語でヤリトリしているのを盗み

  聞き!水商売で稼いで、それを全部ガスやのオヤジに騙し取られ、今度は

  レストランの経営者を捕まえて、オーナーになってまた貯めこんでる。見上

  げた根性というか、シタタカというか・・・。脱帽だね。

ソムチャイ:ガスやのオヤジはどうなったんですか?

五郎:これがまた、おかしいと言うか、何と言うか・・・。離婚したと言うのはオオ

  ウソで、今でも女房・子供と暮らしている。時々彼女に涙声で電話したりしな

  がらね。

スワンニー:それって、何かとても変です、五郎さん。

五郎:そうだよな、そう考えるのが普通だよな。だけどね、最近何が何だか分

  からないことが多い。男女の関係はどこでも「まだら模様」だ。日本だって

  社内の不倫、奥様方の浮気・婚外交渉、愛人バンク、援助交際、出会い

  系サイト・・・。ヤレヤレだよ。人間の理性が失われていくんだな、だんだん。

  これって、進歩なのかね、退歩なのかね・・・。

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タイ女性があこがれるのは?2008.01.09

五郎:タイの男が日本の女性に関心が高いことは分かったとして、タイの女性

    があこがれる男性はどうなんだろう?

スワンニー:タイの女性があこがれているのはやはり、欧米人ですね。英語を

    勉強している友達大勢います。

五郎:日本の男は対象外?

スワンニー:憧れの対象としては「枠外」かもしれません。すみません。中年以

   上の女性では「日本人は恐い」と思っている人もいます。

五郎:なんで?

スワンニー:映画なんかのせいじゃないでしょうか・・・。戦争映画では日本人

   が中国人をいじめたり、殺したりする場面が度々出てきましたし、泰麺鉄

   道のを造る時に日本軍にタイ人が大勢殺されてますから。私の母もそん

   な話ししてました。

五郎:そうか・・・。まだ戦争が完全には終わっていないんだな・・・。

ソムチャイ:ところが、日本人の印象を一変させた『事件』があったんだよね。

五郎:・・・?

ソムチャイ:スワンも知ってるだろう?『メナムの残照』て言うテレビドラマ。映

   画にもなったよな。(トムシャンティー著 角川文庫『メナムの残照』)

五郎:聞いたことあるけど、ドラマを見たことはないな。

ソムチャイ:第二次大戦中の話です。日本軍の海軍大尉コボリとタイ人女性ア

   ンスマリンとの恋愛・悲恋の物語・・・です。紆余曲折を経て二人は結婚し

   たんだけど、最後にコボリが連合軍の攻撃でバンコク・ノイ駅で死にます。

   アンスマリンの腕に抱かれて。コボリは軍人ですけど、どんな圧力にも変

   わることなく常に誠実で、アンスマリンへの愛情も揺るぐことがない。太平

   洋戦争の様々な苦難と悲劇が二人の愛をを引き裂き、人生をズタズタに

   してしまう、と言うお話です。ものすごい人気でした。私も何度も見ました。

五郎:日本人を見ると「名前はコボリか?」とか「コボリの親戚か?」なんて冗

   談言われる時期もあったそうだね。

スワンニー:ドラマ見てとても泣きました。日本人てとても誠意があって、勤勉

   で規律正しいと思いました。

ソムチャイ:そうなんだよな。早い話がタイ人は日本人のことサッパリ分かって

   ない。

五郎:日本人だって、タイ人のことは全然分かってないさ。お互い様。

スワンイー:そういえば、、私は『おしん』も見ました。ヤッパリ泣きました。

五郎:『おしん』はアジアの人、大勢が見た。

スワンニー:「一休さん」「ドラエモン」「忍者ハットリ君」も見てます。面白いで

   す。

五郎:アニメは日本が世界に誇る最高の文化だ。え〜と、話がそれちゃった。

    元に戻して、タイ人の女性が日本人をどう見てるかって事。

スワンニー:私が知っている日本の方はとにかく良く働きます。とても勤勉だと

    思います。礼儀正しいとか時間に正確と言う印象もありますね。

五郎:フーン、なるほど。最近の若い世代は日本でも大分違うけどね。

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タイの男は日本の女性が好き?2008.01.07

ソムチャイ:五郎さん、私の会社の人でスワンニーさんと言います。あだ名は

     スワンです。今日はこの「トーク企画」に参加してもらうんでお連れしま

     した。

スワンニー:はじめまして、スワンニーです。

五郎:はじめまして、佐久間です。五郎、で結構です。タイと日本の老若男女、

    その葛藤と苦悩の様子を話し合いたいと思います。

スワンニー:えっ・・・?

五郎:冗談です。軽いトークですので、気軽にお願いします。

ソムチャイ:スワンニーさんは私の会社で経理部にいます。タイと日本の経理

    事務の仕方は違うかもしれませんが、なかなか信頼された腕前です。 

五郎:そうですか、仕事は面白いですか?

スワンニー:経理の仕事は好きです。楽しくやってます。

五郎:この「トーク企画」はタイと日本の庶民の暮らしを普段着のまま、ザックバ

    ランに語ると言う企画です。暮らしのなかから文化の共通性や違いを語

    り合ってみよう・・・と言うようなものです。

スワンニー:私は日本へ行ったことないし、日本の人と接するのは会社の上

    司の方や役員の方とか、ソムチャイさんに紹介していただいた日本人の

    方とかに限られてますけど。

ソムチャイ:それは全然かまわないよ。スワンの友達のことや、スワンが日頃

    見たり聞いたりしている話で充分さ。いつもの調子で。ねえ、五郎さん?

五郎:まあ、そういうこと。

スワンニー:私、そんなにオシャベリじゃないけど。

ソムチャイ:はいはい。ところでさ、前に日本人相手のカラオケバーでバイトす

    るって話しあったよね、アレどうなったの?

スワンニー:ええ、友達に勧められたんだけど・・・、週に2日くらいで、生の日

    本語が勉強できるからって。でも、話し聞いてみたら、私にはムリかなっ

    ていう感じだったんで止めました。

五郎:それは、残念。きっとナンバーワンになったろうに。

    ところでスワン、タイは離婚する人やそもそも結婚手続きもしない人が多

    いって聞いてるけど、どうなの?

スワンニー:私も詳しくは知りません。でも離婚しちゃった友達はいっぱいいま

    す。

ソムチャイ:そうなんだよな。私の周りにも多いんです。私自信はムリですけ

    ど・・・。日本人と結婚しちゃったから・・・。日本人のカアチャンは恐い。

五郎:ソムチャイさん、別にあなたのことは聞いてないよ。

    離婚のことは後にして、一般的にタイの男は女性に優しいって言うよね。

スワンニー:ええ、そうです。女性に対してだけじゃなくて、子供にもお年寄り

    にも優しいですね。外国人に対しても誰にでも優しく対応できるんです。

五郎:特に女性には。

スワンニー:そうですね。タイの男はチョット目を放すと他の女のほうへ目が行

    ってしまう、気が散りやすいんです。

五郎:タイ人特有の「キョロキョロ」っていう、あれかな?

    まあ、タイ人に限らず、男の習性かな。

ソムチャイ:タイの男は特に日本の女性には関心持ってます。

五郎:他の国の女性よりも?

ソムチャイ:あこがれてますね。私もそうでしたけど。結局日本人と結婚しまし

    たけど。

五郎:あなたは良いの!!・・・でも何で?

ソムチャイ:私の場合は・・・、チョット照れますね。何ていうか知的なセンスが

   あるというか、彼女はシッカリしていて自分の意見をちゃんと持ってます。

   私が言うのも変ですけど、美人ですし・・・。私は優柔不断でウジウジする

   ほうなので、頼りになるお姉さんのような・・・実際年上ですし。

五郎:あっ、そう。 聞かなきゃ良かった。

   タイ人の男は日本の女性に対して、ソムチャイさんみたいな感じであこが

   れるてるのかな?

スワンニー:そういう人もいるかも知れませんけど・・・、みんながそうだとは思

   えません。

五郎:例えば?

スワンニー:日本の女性は肌が白くてきれいだとか、気楽に遊んでくれると

    か、お金をくれるとか、そういうこと言うタイの男、多いですよ。

五郎:男、女にかかわらず旅行者の場合は知性とかセンスとかはまあ、関係

    ないことかな。

ソムチャイ:微妙です。第一印象や見かけも大事な要素ですし。バンコクやタ

    イのリゾート地では黒人男性を連れている日本人女性も見かけますよ。

五郎:日本でもいるけど・・・。とりあえず、恋愛に肌の色は関係ないんじゃない

   の?

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BTS新システム2007.12.19

ソムチャイ:最近、スマートカードというのが出てきたです。自動改札の入り口 

   に『ピッツ』とつければ通りぬけられるシステムです。

五郎:日本のSUICAやPASMOみたいなシステムかな?

ソムチャイ:SUICAは知りませんけど、そのカードでお買い物もできます。レス

   トランの食事もOKのところがあります。プリペイド方式です。

五郎:やっぱり、SUICAと同じシステムだね。SUICAは前払いさせておいて、

   割引どころか手数料代わりにデポジットを500円も取られる。

ソムチャイ:どの国の鉄道会社も考えること同じなんですね・・・。

   バンコクではBTSも地下鉄も延長計画があります。BTSは来年、2008年

   初めには「タクシン橋駅」を越え、トンブリ地区を通ってバンコク南駅まで開

   通の予定です。延び延びになってきていましたけど、ようやく開通のメドが

   立ってきたところでしょうか。一般道路の渋滞解消につながれば良いので

   すが。

五郎:BTSは利用者が予定より少なくて大赤字だと言われてるよね?

   開通しても乗る人あまり増えないんじゃないの?

ソムチャイ:タイ人は歩くのが嫌いですからね。自宅から駅まで歩いたり、駅か

   ら会社まで歩いたりしたがりません。 タクシーに乗ったり、トクトク使うんじ

   ゃあ、電車代入れるとタクシーでまっすぐ行く料金より、かえって高くついて

   しまいます。2・3人で一緒にタクシーで行けば、安上がりでそれに、楽で

   すしね。ラクチンというのはタイ人には貴重な価値です。サバイ・サバイで

   すね。

五郎:タイ人が歩きたがらないって言うの分かるな。暑いから。歩いている人で

   もゆっくり、ゆっくり歩いてる、止まりそうな歩き方の人もいる。私がバンコク

   に駐在し始めた頃はイライラしたね。サッサと歩け、て怒鳴りたくなったくら

   い。

ソムチャイ:私が東京にいた頃は「なんでみんな恐い顔して急いで歩くんだ?」

   と思いましたよ。人がぶつかり合って歩いている。「ごめんなさい」とか「失

   礼しました」とか誰も言わないなんて、東京の人は礼儀知らずの人ばかり

   かと思いましたよ。

五郎:それは言えるけど・・・。ニューヨークの人は東京の人より早く歩くらしい。

   東京もニューヨークもみんなが何かに追い立てられてる。何だろうな?

ソムチャイ:私が聞きたいです。何ですか?

五郎:ハッ、ハッハッ。

ソムチャイ:あっ、そう言えば五郎さん、BTSには時刻表が付きましたよ。

五郎:冗談だろう?

ソムチャイ:本当です。始発と終電の時刻表。

五郎:それって、時刻表と言えるのかな?

ソムチャイ:立派な時刻表です。その通り運行されているかどうかは分かりま

  せんけど。それに、「時刻表」を気にしている人もいないと思いますけど。

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子供のしつけ2007.12.16

五郎:ところで、二人の子供はどうしてる?

ソムチャイ:上の子は私に似ておとなしいんですけど、下のアニサがおてんばで、外に出ると

  大変です。上のミッキーは言うこと聞くけど、下はうるさいです。

五郎:日本人のお母さんに似て?

ソムチャイ:そういうことです。

五郎:タイでは子供をしからない親が多いけど、どうなのかな?

ソムチャイ:我が家の叱り役は私です。一般には、そうですね・・・。叱らない親のほうが多いで

  しょうか?お金持ちの「おぼっちゃま」みたいなワガママし放題の子もいますし、家が貧しい

  からほったらかしと言う、しつけのできてないタイプも二種類ありますね。

五郎:と言うと、どうなるのかな?

ソムチャイ:ほったらかしの子の方は子供同士で自然にルールを覚えて行きますね。ケンカや

  イジメも在りますけど、深刻になることはないです。日本のように「イジメを苦にして自殺」する

  子は聞いたことないですね。「イジメがいやで学校に行かない」という話もないですね。学校

  へ行きたくても行けない子はいますけど。

五郎:不登校の子はいないのかな?

ソムチャイ:いないと思います。学校は子供たちの遊びの場ですから。友達もいますし、先生も

  学力で分け隔てすることもないですしね。親も「勉強・勉強」って言いません。日本の子はか

  わいそうですね。学校でも、家でも勉強の成績が悪いと『駄目な子』のレッテル貼られちゃう

  んでしょう?家内に聞きましたけど・・・。

五郎:不登校の子は何をアッピールしたいのかな?日本の未来に対する警告かな?

ソムチャイ:子供でいる限り、タイは子供にとって良い国ですね。

五郎:タイでは小学校なんかで「飛び級」じゃなくて、同じ学年を2年やる子もいるとか・・・。

ソムチャイ:子供が勉強に追いついていけない場合、学力によって進級を遅らせることがありま

   す。 親も子もちょっと恥ずかしいですけど、あまり気にしません。

五郎:分からないな。日本では大事件だよ。そんなことになったら、親はもうパニックだね。

ソムチャイ:そんなに大問題ですか・・・?

五郎:え〜とね。あのね。

ソムチャイ:それより、タイで困るのはワガママいっぱいに育った子です。チョット問題ですね。

   手がつけられないことがあります。

五郎:そういうのが、マナーの悪い大人になるのかな?

ソムチャイ:タイ人はマナーのない人、結構います。タイでは「公共」に対する意識はあまり問題

   にされてません。

五郎:日本でも、あまり変わらないけどね。

   ところで、ソムチャイさん。私がタイに来て間もないころかな、一番驚いたのはねタイでは子

   供たちは子供の顔をしている、って言うことかな。きれいな、澄んだ目をしている。親があま

   り叱らないからかな・・・。日本の子供たちには『子供にとって大事な何かが不足している』

   って言う気がするんだ。子供にとって大事な何かが与えられていない、って言うのかな。タ

   イでは子供が親 の言うことや先生の言うこときちんと聞くもんね。

ソムチャイ:親を尊敬している子は多いです。学校でもそのように教えます。地域の人たち、隣

   近所ですけどね、やはりみんながそのように子供たちに教えます。日本で最近起きている

   ような事件はタイではありません。子供が親を殺すなんてことはありえませんし、逆もない

   です。

五郎:日本では生まれた赤ちゃんを捨ててしまう親もいるしな。子供も親も受難時代だ。熊本県

   というところで病院が「こうのとり」という『赤ちゃんポスト』を作った。結構な人気らしい。

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タクシーは空港へ行かない?2007.12.14

五郎:さっきのタクシーだけど、市内から空港へ行きたがらないって本当?

ソムチャイ:嫌がりますね。私も度々拒否されています。日本人の旅行者が不

  当に料金取られたなんて話し、最近多くなっていますね。

五郎:普通の料金だといくらくらい?

ソムチャイ:市内から空港までメーターで250バーツくらい。高速料金が2箇所

  分で65バーツ。多く払わされる人は500バーツくらいっていう話です。

  このくらいだと、日本人には「不当な料金」というほどじゃない・・・ですか?

五郎:そうだな、日本円にすればそんなに高くはないけど、気分の問題かな。

  金銭的にダメージになる料金じゃないからね。

ソムチャイ:たいしたことない・・・ですか。

五郎:だけど、やり方がフェアーじゃないから怒る日本人は少なくないと思うよ。

  確かに、500バーツでも高くはないと言えるかな。

  例えば東京都内から成田空港までタクシーで行ったら昼間で25,000円、

  夜だと32,000円だからね。

  ヤッパリ、気持ちの問題かな。日本人は高い・安いより、正規の料金かどう

  かで判断すること多いから。

ソムチャイ:タクシーの運転手の話だと、料金払ってから怒鳴っていく日本人

  が少なくないって。

五郎:乗る前にキチンと決めておく必要があるね。私はメーターを使わないタク

  シーには乗らないことにしている。

ソムチャイ:その方が良いかも知れません。タクシーの運転手は東北タイ辺り

  の田舎から出てきた人が多いんです。そんなに悪い人はいないはずですけ

  ど、時々ワルがいるから要注意ですね。

五郎:メーター使わない、っていうタクシーが続くと正直ウンザリする。

ソムチャイ:じゃあ、少しくらい料金高くてもさっさと乗っちゃうかって。

  だけどタイでは乗る前に必ず料金の確認しないとダメですね。降りるときの

  モメゴトは事態を悪くすることありますから。タイにはタイの習慣ややり方が

  ありますから。日本人はやはり、外国人ですので。

五郎:日本人はコトバがちょっとね。

ソムチャイ:そんなことないです。日本人の人は恥ずかしがり屋が多いと思い

  ます。自分の言葉が相手に伝わらないと思うようですけど、タイ人は分から

  ない振りしたりは平気です。知らなくても知ってると言うことだってあります。

  「お釣りがない」と言うのは常套手段ですしね。それと、ホテルの前で客待ち

  しているタクシーは最初から危うい感じです。

五郎:私もタイに行き始めの頃は良く騙された。

ソムチャイ:時々、事件になることもありますから、油断はできません。それに

  タイ人は「とりあえず、言ってみる」と言う考えがあります。日本式に言うと

  「ダメモト」ですか。相手がOKすれば儲けもの、って考えますね。暴力的に

  お金を奪ったりするよりは騙して相手にださせる、と言うのがタイ人の好み

  です。

五郎:好みでやられちゃ、たまらんなあ。

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タクシー免許は簡単2007.12.14

ソムチャイ:日本ではタクシーの乗車拒否ってないんですか?

五郎:私の知る限りでは、ないね。

ソムチャイ:東京には個人タクシーもありますよね。

五郎:あるけど、個人タクシーは『免許条件』がうるさい。経験年数とか、事故

   の経歴とか。

ソムチャイ:じゃあ、会社のタクシーは?

五郎:日本の場合は何かと決まりがある。まず、タクシーの運転手になるには

   運転免許が『2種免許』でなきゃあダメだ。それに東京の場合、「地理テス

   ト」に合格しないとタクシードライバーにはなれない。ロンドンのタクシーほ

   どじゃないけどね。だから、地方出身の人は大変だね。最後に安全運転評

   価に合格する必要がある。運転免許があればその日からタクシードライバ

   ーになれるバンコクとはかなり事情が違う。

ソムチャイ:なかなか大変そうですね。安全運転評価って、国とか行政がする

   んですか?

五郎:タクシー会社が実施している。自主判断・自主基準かな。

ソムチャイ:勝手には判断して良いんですか?

五郎:まあね。だけど、交通事故や違反が多いと陸運局から調査が入るし、

   会社は事故や違反の保証で損害が出てしまう。

ソムチャイ:タイでは安全運転はお構いなしです。

五郎:だけど、最近東京ではタクシードライバーのなり手が少ない。車の数に

   ドライバーの数が追いつかないんだ。大きなタクシー会社の寡占化も進ん

   でる。料金の値上げも始まってるね。

ソムチャイ:東京では魅力ある仕事ですか?

五郎:それはどうかな・・・。地方出身のドライバーさんを寮に入れてキープし

   ている会社もあるくらいだ。応募者や希望者が少ないんだね。

ソムチャイ:バンコクの場合は田舎から出てきた若者や田舎で仕事のない男

   たちが出稼ぎ方々バンコクに来るんです。来てみたってすぐに仕事がある

   わけじゃないから、手っ取り早くタクシードライバーとかバイクの運転手。

五郎:車やバイクはどうするの?

ソムチャイ:オーナーから借ります。この借り賃の支払いが大変です。水揚げ

   があってもなくても払わなければなりません。タクシー車を一日借りて700

   〜800バーツは払います。借り賃と燃料代払ったら、手元には何もなしっ

   てこともあるそうです。

五郎:それも大変だな。バイクの運転手って言うのはバイクタクシーのこと?

ソムチャイ:それもありますけど、メッセンジャーも多いですね。

五郎:メッセンジャーってどんな仕事するんだっけ?

ソムチャイ:頼まれた書類を会社に届けたり、会社の領収書をお客さんに届け

   たり、細かい荷物を運んだり・・・車だと渋滞で時間がかかりますから、バイ

   クが使われています。会社からの仕事もありますし、個人に頼まれる仕事

   もあります。数をこなそうとするから、バイクメッセンジャーは運転が乱暴な

   ことが多いですね。

五郎:日本にもバイク便ってのがある。

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タクシー免許は簡単2007.12.14

ソムチャイ:日本ではタクシーの乗車拒否ってないんですか?

五郎:私の知る限りでは、ないね。

ソムチャイ:東京には個人タクシーもありますよね。

五郎:あるけど、個人タクシーは『免許条件』がうるさい。経験年数とか、事故

   の経歴とか。

ソムチャイ:じゃあ、会社のタクシーは?

五郎:日本の場合は何かと決まりがある。まず、タクシーの運転手になるには

   運転免許が『2種免許』でなきゃあダメだ。それに東京の場合、「地理テス

   ト」に合格しないとタクシードライバーにはなれない。ロンドンのタクシーほ

   どじゃないけどね。だから、地方出身の人は大変だね。最後に安全運転評

   価に合格する必要がある。運転免許があればその日からタクシードライバ

   ーになれるバンコクとはかなり事情が違う。

ソムチャイ:なかなか大変そうですね。安全運転評価って、国とか行政がする

   んですか?

五郎:タクシー会社が実施している。自主判断・自主基準かな。

ソムチャイ:勝手には判断して良いんですか?

五郎:まあね。だけど、交通事故や違反が多いと陸運局から調査が入るし、

   会社は事故や違反の保証で損害が出てしまう。

ソムチャイ:タイでは安全運転はお構いなしです。

五郎:だけど、最近東京ではタクシードライバーのなり手が少ない。車の数に

   ドライバーの数が追いつかないんだ。大きなタクシー会社の寡占化も進ん

   でる。料金の値上げも始まってるね。

ソムチャイ:東京では魅力ある仕事ですか?

五郎:それはどうかな・・・。地方出身のドライバーさんを寮に入れてキープし

   ている会社もあるくらいだ。応募者や希望者が少ないんだね。

ソムチャイ:バンコクの場合は田舎から出てきた若者や田舎で仕事のない男

   たちが出稼ぎ方々バンコクに来るんです。来てみたってすぐに仕事がある

   わけじゃないから、手っ取り早くタクシードライバーとかバイクの運転手。

五郎:車やバイクはどうするの?

ソムチャイ:オーナーから借ります。この借り賃の支払いが大変です。水揚げ

   があってもなくても払わなければなりません。タクシー車を一日借りて700

   〜800バーツは払います。借り賃と燃料代払ったら、手元には何もなしっ

   てこともあるそうです。

五郎:それも大変だな。バイクの運転手って言うのはバイクタクシーのこと?

ソムチャイ:それもありますけど、メッセンジャーも多いですね。

五郎:メッセンジャーってどんな仕事するんだっけ?

ソムチャイ:頼まれた書類を会社に届けたり、会社の領収書をお客さんに届け

   たり、細かい荷物を運んだり・・・車だと渋滞で時間がかかりますから、バイ

   クが使われています。会社からの仕事もありますし、個人に頼まれる仕事

   もあります。数をこなそうとするから、バイクメッセンジャーは運転が乱暴な

   ことが多いですね。

五郎:日本にもバイク便ってのがある。

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BTS(高架線)には時刻表ないよ2007.12.14

五郎:タクシーと違って、安心して乗れるのはBTS(高架線)とか地下鉄だね。

ソムチャイ:時間も読めるからですか?

五郎:まあね。だけど、BTSにはどこの駅にも「時刻表」というものがない。タイらしいといえばタ

  イらしいんだけど。タイの友人にね、時刻表あったら便利じゃない?て聞いたんだ。そしたら、

  「何で!? 来たのに乗りゃあ良いじゃん」て言われちゃった。

ソムチャイ:タイ人の時間は決まりではなくて、目安ですから。それは五郎さんも知ってることじ

  ゃないですか?

五郎:はい、はい。分かります。

  私は約束の時間を2時間遅れて来た人を待ったことあるから、多少のことでは驚かないけ

  ど。

ソムチャイ:五郎さんもよく待ちましたね。2時間遅れて来たほうも来たほうですけど・・・。

  相手は女性だったんじゃないんですか?

五郎:・・・・・。

ソムチャイ:最近、BTSが朝などに混むことあるんです。混んでる電車の中で、女の子がオジ

  サンにいたずらされた話が雑誌に出ました。その雑誌に『日本の電車では痴漢がいっぱい

  出るから、車掌さんが見かけた人は通報してくれ』ってアナウンスしてるとか載ってました。

五郎:う〜ん。日本の電車も変なことで話題になってるんだな。

ソムチャイ:地下鉄も走り始めて、なんとなく先進国の仲間入りみたいな感じになってるようで

  す。地下鉄は開通当初は事故が続いて、それも駅を通り過ぎちゃったとか、変な事故ばか

  り。今は少し落ち着いてますけど、停電で動かないとか・・・、未だ問題ありです。

五郎:入り口で手荷物検査してるんだろう?

ソムチャイ:ええ、タイの南部でテロが起きてますから、地下鉄の入り口でチラッと見るくらいの

  荷物検査ですけど・・・階段あたりでしてます。

五郎:それで対策になってるのかな。効果は疑わしいね。

  地下鉄は日本からの円借款で作ったんだよね。高深度のトンネル工事は日本の建設会社

  が担当したと聞いてる。

ソムチャイ:そうです。でも車両はドイツです。工事、車両、改札や管理システムが別々の国へ

  発注されていて、まとまりに欠けてると言われてます。

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カーモー(ヲンウエンヤイ)2007.12.12

カーモー(豚足)は毛をそって、油で揚げ、その後一昼夜煮こんで仕上げる。これ一本有れば5・6人で食べられる。
ゼラチン、煮込んで柔らかくなった肉・・・。スネ肉とは思えない美味だ。タイ料理の中では荒々しいタイプの料理だ。

「ここまでカーモー食べにきてくれて、嬉しいね。日本人かい?珍しいよ。ヲンウエンヤイ辺りで見かけるのは・・・。」この人、店のオヤジ。「豚足のご飯のせ」とカオマンガイ(鶏肉のせ)をだす。

「タレ、スープがついて20バーツ。日本人からすると野菜が少ないような気がする。タレは甘辛い独特なもの。タイ料理は甘さと唐さの組み合わせだ。スープは鶏がらスープにトウガンを煮込んだもの。

「店の調理場。これで全部済ませている。料理には、ふたをかぶせていないし道路はバイクがガスを撒き散らしている。日本の保健所が見たら、その場で卒倒である。ヲンウエンヤイは下町情緒・・・と言いたい。庶民の町だ。食材市場には肉・魚・野菜・果物何でも揃う。おかず屋の店もある。下の写真はおまけ。

ヲンウエニャイ市場のおかず屋さん。このディスプレイ、すばらしくないですか?ビニール袋に一杯入れて15〜20バーツ。魚料理も日本人顔負け、マッサオ。鯖焼きなんかおいしいのなんて。大きいほうが60バーツ、小さいほうは40バーツ。

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