シーロム通りは朝が早い。
だけど、やはり昼と違ってどこか間の抜けた感じがある。
道路掃除をするのは早朝5時〜6時、この時間だと運が良ければ僧侶の托鉢にも出くわす。
バンコクだから、タンブン(喜捨)も良いだろう。
ここのお粥屋さんも朝が早い。5時にはもう開いている。
モンティエン、タワナ、パシフィックなど日本人御用達のホテルから歩いて7・8分だ。
朝粥を注文した。
生玉子はお好みで「ノー」と言えば入れない。ただし、料金は25バーツで変わらないけど・・・。
ボリュームはたっぷりあって、トウガラシやお酢、ナムプリックなどで味を好みに調整する。
お腹が温まって、気分が良い。二日酔いには抜群だ。
店のオバチャンは元気印。
「休みかい?月曜日はそのスジのお達しでね、休むよ。日本人かい?レバー入れとくね。」
サラリーマンが出勤する頃にはボチボチ店じまい。
BTSサラデーン駅前だからすぐに見つかる。
「写真撮るの?こんなで良いかな・・・?
うちはいつも忙しいんだ。お客さんが来てくれてね。」
手伝いのお兄さんはオバチャンが働いている時でも、椅子に座って仕事はしない。
でも、誰も気にしてないよ。