朝粥・・・・
日本人にとって、朝のお粥は格別なものがある。
懐かしいような、心の安らぐような・・・オフクロの柔らかい手のような。
スクムビットやシーロムの高級ホテルに泊まっていても、ここサパンクワイの朝粥
は一度トライする値打ちがある。(上の写真、左はトンガラシを振りかけたもの)
朝6時から開いている。オカミさんも娘も朝からメイッパイ働いている。
娘は「日本食レスタランで4年も修行したから和食も作れる」と言う。
オヤジはもっぱら「おかず」売り。繁盛店だ。
「お粥」は二種類。
鶏肉だんご入り白粥(破砕米使用で米から仕立てるもの)と
鶏肉団子入り味付けお粥(ご飯から仕立てるモノ)とがある。
どちらもイケルが、どちらかと言えば、「白粥」を勧めたい。
左は豚の血の塊を煮込んだもの。右はそれに豚の小腸・肝臓・心臓・海草などを
加えたスープである。お粥を頂きながら、スープを併せていただく。プラスティック
の椅子に座って、トクトクやバイクの騒音を聞き、お粥を食べる。
屋台食はアジアの醍醐味だ。
栄養も、美容も、健康も整った「朝粥」はドンブリに大盛りで20バーツ。
場所はBTS(高架線)のサパンクワイ駅を降りてすぐのところ。