できなくなった。
しばらくお休みして、私が30年近くタイと日本を行き来して
感じている タイ人と日本人の様々な違いを独断・偏見を交え
て発表し、ソムチャイさんの早期復帰を待ちたい。
・・・名ずけて「比較民俗学的考証」
第5話・・・虫
日本:いかに冬を越して子孫を残すかが命題。
卵を残す(自分は死ぬ)、
サナギに変身する(元の自分からは想像できない形になる)、
越冬に備える(無事に冬を越せる保証はない) 。
タイ:蟻も蚊も一年中途切れずいる
「ありとキリギリス」(イソップ)のお話は成立しない 。
総括:日本では生きとし生けるものの環境、条件が悪い 。
冬に備え、災害に備えるノウハウが生まれ、高度化する。
常に悪いことが起きた場合を想定しながら生きる。暗い。
タイでは果物、野菜、米、食料が一年中途切れず有って、生き物は先の心配をしないで良い 。
だから、厳しい環境への対応力やノウハウ・技術が生まれない。成り行き任せ。
旱魃や水害はあっても地域的、限定的。
食べ物を蓄えるアリさんは愚かな行為に走っている、となる。
心は・・・日本の生き物にはこれで良いという条件が与えられていない。
いつも苦しい。
タイの生き物はいつも与えられている。心配がなく、備えない。
人はテレビを見たり、外国と触れたりする機会があるので、自己のありように疑問が生まれる。
人が人に優しくなれるのは、どっちだろう?