タイランド情報

乞食暦30年、母は強し2008.06.11

ソムチャイ:五郎さんのお話だと、貧乏はすばらしくてタイは貧乏だから良い国だといってるように聞こえます

  けど・・・。

五郎:違うね。貧しいてのはどういうことかっていう「哲学」を言ってるんだ。

ソムチャイ:チョット理解しずらいです。

  タイ人からすれば「日本人のような生活してみたい」って思う人はいると思いますけど、日本人でタイ人の

  ように暮らしたいと思う人いますか?

五郎:難しい質問だね。タイにいる日本人でも、タイ人のように暮らしてみたいと思っているかどうかは微妙だ

  しな。

ソムチャイ:そうでしょう!タイに遊びに来る日本人は年間で100万人超したこともあるくらいですけど、日本

  へ遊びに行くタイ人は、例え日本に強い憧れを持っていたとしても、少ないですよ。

  タイは乞食が多くても、その乞食が何とか生きていける社会だから日本よりマシとは思えません。

五郎:まあ、そう尖んがるな、ソムチャイさん。

  私が未だバンコクに駐在していたころの話だけど、「Bankok Post」ていう英字新聞取ってたんだ。

  『Out look』っていう別冊があって、ほぼ1ページ使って「乞食の母親」のことが載っていた。

  この人は30年だか40年、バンコク市内の歩道橋の上で乞食をしていた。「私は乞食を始めて、最初に

  橋の上に座った日から今日まで、一日も休んだことはない。雨の日でも、風の日でも同じ場所に、同じ時間

  座り続けてきた。今も座っている。病気ひとつしたことないし、女手一つで息子を二人大学にやった。家も

  建てた。わたしゃあね、子供たちに母の職業を恥じるな、と言ってある」と言うんだ。恐れ入ったね。

  読んでて涙が出たよ。

  日本ではね、「遊んでばかりいるとお父さんみたいになっちゃうよ」って子供を叱る母親がいるそうだ。

  父親に対する尊敬も、働くことに対する畏敬もない。それでも、日本の暮らしが良いと言えるかな?ソムチ

  ャイさん。

ソムチャイ:その新聞記事はひとつの「物語」「ストーリー」で、私はもう一つ納得できません。

  だからと言って、日本のお母さんが父親の職業を蔑視するようなことは賛成できませんけど・・・。

  それとこれは違うように思います。

五郎:何も、亭主をコケにする奥さんを一方的に攻めるつもりはないんだ。日本人の精神構造、心の仕組み

  がおかしくなってきている、と言うしかない。

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