ランスワン駅はチュンポン県ランスワン郡という片田舎の街外れにある。
マレー鉄道が走る半島のタイ側南部に位置する。
(左手はバンコク方面、右手はクアラルンプル方面)
駅の売店は2か所。プラットホームに2店(飲料と食べ物)、構内に一ヵ所。
パック入りの食べ物(何でもそろっている)は15バーツか20ばーつ。
列車に乗る前に買い込んで、ゆったりと走る汽車の中で食べる。
ランスワン駅の改札。もうすぐ列車は来る予定だけれど改札は未だ始まっていない。
プラットホームは陽がさして暑いから、乗客のほとんどが入口のベンチで列車を待つ。
マレー鉄道の旅をした人は結構いるはずだが、この街を知る日本人は少ないのではないか。
小さな静かな町だ。
マレー鉄道は
シンガポールからマレーシアをほぼ縦断して、さらにバンコクを経由、チェンマイまで行ける。
3等車がお勧めだ。・・・冷房はない、座り心地は悪い、お客がうるさいと全部揃っている。
だけど、においがある。風がある。人がいる・・・。
旅に何を求めるかにもよるが、「時間はあるけどお金はない」と言う人にはこの鉄道は
たまらない。銀河鉄道999だ。