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  • ホムトンバナナについて

Homton Story Homton Story

ホムトンバナナとは ホムトンバナナとは

ホムトンバナナとは

  • 「幻」ともいわれる希少なバナナ

    ホムトンバナナは東南アジアのタイ王国で育てられています。年間100万トンものバナナを消費する日本ですが、その8割近くがフィリピン産です。同じ東南アジアにありながら、日本に輸入されるタイのバナナの量は全体の0.2%ととても少なく、日本ではほとんど流通していない希少なバナナです。
    ホムトンバナナはタイの固有種で、「グロス・ミッチェル」という品種になります。サイズは少し小さめ、皮は薄く、細長い形状です。1950年代に世界で流行した「パナマ病」により姿を消したとても珍しい種類のバナナで、「幻のバナナ」ともいわれています。一般に流通しているキャベンディッシュ種と比べ、単位面積当たり五分の一から三分の一程度しか採れません。

  • 芳醇な香りと濃厚な甘みが魅力

    タイ語でホムトンとは「黄金の香り」という意味で、数多くあるバナナと比較しても、その芳醇な香りが特徴です。フルーティーな味わいで、食感はクリーミーでもっちりとしています。なめらかな舌触りと、熟したときの濃厚な甘みと香りはどのバナナにも負けません。酸味と甘みのバランスが取れた、とても味のよいバナナです。

  • バナナの先端まで黄色くなったら食べごろ

    バナナは一般的に、日数が経ち熟度が進むにつれ、皮の表面にシュガースポットと呼ばれる黒いほくろのような斑点が現れます。一番甘みがあっておいしい食べごろの目安はシュガースポットの出始めといわれていますが、ホムトンバナナにはシュガースポットが出ません。バナナの先端まで黄色くなるころが食べごろです。皮の色づき方を目安に、ご自分のお好みの熟度で召し上がってください。のカラーチャートの5番以上に色づいたら召し上がっていただけますが、7番から8番になるとホムトンバナナ本来の香りと甘さをお楽しみいただけるので、おすすめです。

    青めのバナナ①②③ お届けの目安④⑤⑥ おすすめの食べごろ⑦⑧
ホムトンバナナ事業について ホムトンバナナ事業について

ホムトンバナナ事業について

  • 無農薬のバナナが食べたいという声に応えて

    日本でもっとも食べられている果物はバナナですが、国内では熱帯の果物は通年栽培できないため、ほとんどを輸入に頼っています。多くの種類のバナナが店頭に並び、いまは有機栽培バナナも比較的手に入りやすくなりました。しかし、1990年ごろはバナナをはじめとする輸入農産物に対する管理基準がゆるく、残留農薬問題が取り沙汰されていました。当時の日本の家庭では農薬対策としてバナナの両端を切って子どもに食べさせていた、と聞きます。そんな時代に大阪よどがわ市民生活協同組合の組合員から「農薬を使わずにつくったバナナが食べたい」というお声をいただきました。それを受けて、1993年にタイ王国南部に位置するラメー郡で36名の生産者と共にバナナを栽培したのが、ホムトンバナナ事業のはじまりです。いまでは7か所の産地で約500名もの生産者がホムトンバナナを育てています。
    バナナといえば大プランテーションで栽培するのが一般的ですが、私たちのホムトンバナナは、個人農家一人ひとりが自分の小さな畑で栽培しているのが特徴です。栽培中に農薬や除草剤を一切使わず、微生物による土壌改良や自家製有機たい肥の使用など、生産者は安全性の高いバナナを作る工夫と努力を続けています。また、栽培後も品質保持のためのポストハーベスト(防カビ剤)処理などは一切行っていません。(日本に到着後、植物検疫により燻蒸される事があります。)

  • 安全・安心のための、独自の栽培管理システム

    私たちは事業開始当初から、生産者一人ひとりが「自分の手の届く範囲の農地で、農薬を使わずに栽培すること」を基準に、生産者管理、圃場管理、品質管理を生産者団体と一緒に行っています。2017年からは、独自の栽培管理システムとして、栽培管理アプリケーション『Farming Control』を開発し、運用しています。管理システムには、産地管理スタッフが実際に畑を巡回したときに確認した栽培状況が記録されます。さらに、生産者は農作業の内容などを記録することが可能です。畑の状態が日々記録されることで、安全・安心を支える管理者はどこにいてもリアルタイムの産地情報を把握することができ、安定供給への取り組みに役立てています。

    • 管理者は全産地の栽培状況をリアルタイムで確認できます 管理者は全産地の栽培状況をリアルタイムで確認できます

      管理者は全産地の栽培状況をリアルタイムで確認できます

    • 生産者は日々の農作業の内容などを記録することができます 生産者は日々の農作業の内容などを記録することができます

      生産者は日々の農作業の内容などを記録することができます

  • 生産者の顔が見える、生産者検索システム

    生産者の顔が見える、生産者検索システム 生産者の顔が見える、生産者検索システム

    「生産者の顔が見える」こともホムトンバナナの大きな特徴です。お手元のバナナの生産者がわかる生産者検索システムは、栽培管理システムに先立って、2004年から導入しています。バナナに貼ってあるシールの生産者検索番号から、そのバナナを栽培した生産者の顔写真とメッセージを検索できるようになっています。遠く離れたタイの生産者を身近に感じながら、召し上がってください。

  • つくる人と食べる人の交流

    私たちは事業開始当初から、タイの生産者と日本の消費者の交流を大切に重ねてきました。日本から産地を訪れ、バナナ畑や出荷作業所の様子を肌で感じたり、タイから日本にやってきて、自分が育てたバナナを紹介したりと、お互いの顔が見える関係を築いてきました。私たちはこれからも生産者と消費者、お互いの顔が見える環境づくりを大切にしていきます。その取り組みこそが安全で安心できるバナナづくりにつながると考えています。

    • 日本の消費者がタイの産地を視察 日本の消費者がタイの産地を視察

      日本の消費者がタイの産地を視察

    • 生産者が日本の消費者へバナナをお届け 生産者が日本の消費者へバナナをお届け

      生産者が日本の消費者へバナナをお届け

    • オンラインでの産地交流 オンラインでの産地交流

      オンラインでの産地交流