タイランド情報

貧乏バンザイ2008.03.13

五郎:では、角度を変えてどうだ、貧乏の話は?

ソムチャイ:気が進みません。貧乏の実態ですか?あんまり楽しい話じゃないで 

    す。

五郎:タイの貧乏は暗くない感じだな。何か明るい貧乏だ。

ソムチャイ:そんなことないですよ。やっぱり、大変です。

五郎:日本と比べて・・・、そうだな最近のGDPとか・・・。

ソムチャイ:GDPですか?え〜と。私の分かる範囲ですけど・・・、

   2006年のタイの国民総生産(GDP)は700億ドル(20兆円くらい)です。

   日本は540兆円。国家予算は95兆円でしょう。比較にならないです。

五郎:まあ、続けて。

ソムチャイ:タイの国民一人当たりGDPは2600ドルくらいで、日本は世界で確か

   9位だったと思うんですけど、一人当たりは37,000ドルです。

   タイ人一人当たりのGDPは日本人の1割以下です。

五郎:世界一はどこだっけ?

ソムチャイ:ルクセンブルグだったと思います。一人あたり61,000ドルだったか

   と思います。

五郎:アメリカは?

ソムチャイ:39,000ドルだったかな・・・?

   タイは「金持ち」と「貧乏人」の格差がひどいと思います。

   運転していると、道路でお花を売ったり、フロントガラスの掃除をしたりしてお

   金をもらっている子供を見かけますよね。学校にもロクに行っていないんです。

   乞食もまだまだ多いです。

五郎:「お乞食さん」は良く見かけるね。

ソムチャイ:お金のない人でも乞食にお金を恵んでやります。それで、チョッピリ優

   越感に浸ります。困っている人を助けてやりたい、というタイ人の優しい気持ち

   から発してるんですけど、タイの社会にとってそれで良いとは思えません。

   政府も乞食のいる限り「福祉政策」は後回しです。外国に対して恥ずかしいと

   言うのはありますけどね。

五郎:う〜ん。観光立国だからな。そう言えば、バンコクで初めて「バンクサミット」

   が開かれたとき、空港から市内へ続く線路脇の、細長いスラム街を撤去したこ

   とあったな。私が駐在員になった頃だった。

ソムチャイ:タイ人はミエッパリのところがありますから。お役人さんの考えそうなこ

   とですね。追い出された人は大変だったと思います。

五郎:結局どこへ行ったのかな?

ソムチャイ:他のスラムに流れたり、建築現場に入り込んだり・・・。

五郎:建築現場の状況は見たことあるけど、厳しいね。木枠を組んで青いテント張

   って。スペースは畳み2畳分くらいだったかな。そういうテントがずらりと並ぶ。

   夫婦や子供づれの「家族」所帯も入ってた。

ソムチャイ:私は建築現場は見たことないです。中には入りにくいですから。

五郎:まあ、日本にだって「スラム」がないとはいえないけどね。

   東京の隅田川沿いには青いビニールテントを張ったホームレスの人が軒を連

   ねて暮らしてる。友人に聞いた話だけどね、ホームレスの青いテントを挟んで

   隅田川の反対側にはズラリと高層マンションが建っている。そこにはサラリー

   マン家族が住んでいる。夫婦で働いて、朝から晩までがんばりどうしだ。家族

   がゆっっくりするゆとりもない。ある時、夫婦でフット川向こうを見たら、青いテン

   トに住んでいる住人が隅田川に糸をたれてのんびりと魚釣りをしていた・・・。

ソムチャイ:五郎さん!!!

五郎:これってね、冗談話じゃないんだ。日本はどこかが狂っている。

ソムチャイ:バンコクの一流といわれる大学の学生でも、夜のバイトしている子が

   結構いますよ。親がギリギリの生活で仕送りしてくる学生は大変です。遊ぶ金

   はないですよ。学費も遊び代も自分で稼ぐしかないです。カラオケやで日本人

   相手に働いている女子学生やらレディーボーイになって、歪んだインテリオヤ

   ジの相手をしている学生も知ってます。卒業したらちゃんと働いて、親にいっぱ

   い仕送りしたいなんていう学生もいます。

五郎:ソムチャイさんの話はすぐ暗いほうへ行くなア。

ソムチャイ:ネクラなタイ人ですから。

つづきを読む>>  

タウンジーラーメン2008.03.05

タウンジーラーメンを知る人は少ない。このブログ管理者が命名したからだ。

バンコクから飛行機で1時間15分、ヤンゴン空港に着いたら国内線に乗り換えて更に1時何15分。

ヘーホー空港に着いたら、そこから車で1時間。ミャンマーの中部高原『タウンジー』まで行かなければ食べら

れない。だけど、「旅と食」は切っても切れない関係にある。美味しいものを求めて・・・好奇心が高まってくる。

  (左の小さな骨は鳥の肉をそいだもの。コトコト煮込んだ肉は骨からスッキリはずれる)

左はシェフ兼オーナー夫人。手際の良い調理がうれしい。タイ語を話せる(大タイ族)ので意思が通ずる。

娘がお手伝い、店は朝6時から開店する。店は「サクラビル」の一階だが、オーナー夫妻が20年休まず

働いて手に入れた。 (「サクラビル」はタウンジーの町のど真ん中、ハートホムホテルから徒歩1分)

右の写真はお客様。朝8時から子供連れで食べに来た。

タウンジーの高原に上がる途中に、ビネヤードとワイナリーがある。 

ドイツ人が移住してワイン作りに挑戦した。タウンジーに来た外国人でビジネスを成功させた数少ない

一人である。赤・白があって、1ボトル8ドル。味わいのあるワインだ。

 (右の写真は瓶詰めした後、手洗いしているミャンマーの女性)

タウンジーには町のあちこちに「朝市」「夕市」が立つ。

鮮度の良い野菜、果物・・・、庶民の台所だ。バナナ1房20円、キャベツ1個10円。

タウンジーの町を山の上から眺望する。

イギリスがビルマを植民地にしていた頃、タウンジーはイギリス人の避暑地だった。

太平洋戦争時には日本軍も駐屯した。

「インパール作戦」の犠牲者を含め、日本人18万人がビルマ戦線で命を落とした。

そのほとんどが20代、30代の若者で、ミャンマーには未だ遺骨収集が終わっていない地域もある。

つづきを読む>>  

バイクは歩道を走るもの?2008.03.03

五郎:タイではバイクが歩道を走るのを良く見かけるけど、規制はないの?

ソムチャイ:あります。だけど、取り締まりはありません。第一、ポリスがバイクで歩道を走っていますから。

五郎:危なくないのかな・・?

ソムチャイ:危なくないですね。人のほうが気をつけてますから。

五郎:そういう問題じゃないと思うけど。

ソムチャイ:バイクタクシーの駐車は歩道です。乗る人もそのほうがかえって安心です。歩道の上では屋

   台も店を出してますし、歩道は歩行者だけの為ではないんです。生活に溶け込んでます。

五郎:みんなが許しあってるのかな?

ソムチャイ:そうです。日本の人はすぐにルールだとか、規則だとか言いますよね。私たちはバイクがぶっ

  つかったくらいでは「ゴメン」「マイペンライ」で済ましてます。

五郎:私がタイにいた頃はバイクはみんな小型の「原付」タイプだったけど。

ソムチャイ:今でも「原付」ですけど、排気量は100ccとか125ccありますから馬力は出ます。時速100

   Km以上で乗用車を追い越していくバイクもあります。

五郎:そりゃすごい。私も元祖「カミナリ族」だったから気持ちは分かるけど・・・。

ソムチャイ:えっ?カミナリ族って何ですか?

五郎:昔の話!大型のバイクは入っていないの?

ソムチャイ:入ってますけど少ないです。ホンダの250ccなんか時々見かけます。最近、はやりだしてるの

   が中国製の大型バイクです。日本のバイクは愛好家、お金持ちのせがれの道具です。

五郎:いくらくらいするの?

ソムチャイ:原付バイクでも5、6万バーツはします。セル付が多くなってますね。

つづきを読む>>  

フェリーと渡し舟2008.02.29

五郎:チャオプラヤー川のフェリーは今でも乗船者多いの?

ソムチャイ:多いです。ノンタブリとバンコク市内を結ぶ「エキスプレス・ボート・サー

   ビス」は今でも通勤者の足になっています。早い、安い、便数が多い、景色が

   良いと良いとこずくめです。

五郎:私はあまり乗ったことなかったけど・・・。

ソムチャイ:なぜか、日本人の利用者は少ないんです。欧米系の観光客は良く乗

    ってます。エメラルド寺院や暁の寺なんか行くときはすごく便利です。船着場

    はいっぱいあるし、それに観光ガイドのアナウンス(英語)つきのボートも

    あります。

五郎:それは良いね。どこから乗るのが一番かな?

ソムチャイ:BTSの終点「サパンタクシン」まで来て、2分ほど歩いたところに船着

    場があります。そこは便利です。オリエンタルホテルやオーキッドホテルの船

    着場からも乗れます。

五郎:料金は?

ソムチャイ:距離制です。車掌が集金に来ますから、「どこからどこ」と言えば、切

    符くれます。乗る前に船着場で切符を買っておくこともできます。

五郎:車掌は英語が通ずるのかな?

ソムチャイ:OKです。混んでいても誰が料金払ってなくて、誰は払っているか瞬時

    で識別します。すごい能力ですし、安心です。一人15バーツから長く乗って

    もせいぜい30バーツです。

五郎:渡し舟はどう?

ソムチャイ:渡し舟はあまりお勧めできない面もありますけど、今でも利用者は多

    いですね。

五郎:お勧めできないってのは?

ソムチャイ:朝晩の通勤時間帯では定員オーバーで運行していることがあるから

    です。料金は長いこと2バーツでしたが、ここ一年で3バーツに上がり、更に

    最近3.5バーツになりました。石油の値上がりが理由だそうですけど。

五郎:救命具なんかは着いてないの?

ソムチャイ:着いてますけど、数が少ないですね。タイ人は泳げない人多いから、

    何かあったらタイタニックですね。乗っている人は女性やお年寄りが多いし、

    パニックが起きるでしょうね。昼には自転車の人やたまに、犬が乗ってく

    ることがあります。料金は払ってなようですけど・・・。

つづきを読む>>  

学校が渋滞の原因?2008.02.23

五郎:石油の値段だけど、タイも石油は全部輸入だよね。

ソムチャイ:ええ、全量です。タイの場合は政府系の石油公社が小売の最大

   手です。ガソリンや軽油の値段は政府主導で決めています。

五郎:今いくらくらい?

ソムチャイ:場所によって違いますけど、バンコク市内でしたら軽油1リッター3

   0バーツくらいです。最近は値段がしょっちゅう変わります。日本と違ってガ

   ソリンの方が値段は安いです。

五郎:1リッターで10キロ〜15キロくらいは走れるとしても、一日に50バー

   ツ、100バーツの支出になるな・・・、一般のサラリーマンには厳しい燃費

   だね。

ソムチャイ:厳しいです。バンコク市内の最低賃金が一日185〜200バーツく

   らいですから、車で通うのはそれなりの収入のある人になりますね。

五郎:それで、車の量は減ってる?

ソムチャイ:減ってません。遠乗りはしないとか、燃料は少しづつ小刻みに入

   れるとか・・・。そんな程度。渋滞が解消するようなことはないです。

五郎:渋滞の一番の原因は何だろう?

ソムチャイ:色んな要素が重なっていると思いますけど、日本と一番違うのは

   子供の送り迎えに自家用車を使ってることですね。特にバンコク市内の富

   裕層はレベルの高い、評判の良い学校に子供を入れますので、そういう

   学校の近状は慢性的な渋滞です。登下校のときとか、学校行事のあると

   きとか、学校の駐車場は狭いので車が道路にあふれて通れなくなってし

   まいますいます。

五郎:道路に駐車するの?

ソムチャイ:平気ですね。警察官が来ていますけど、道路への違法駐車を取り

   締まるためでなくて、一般車の通行規制してますから、益々ひどい渋滞で

   す。

五郎:そうか・・・。そういう学校には富裕層だけ出なくてある種の特権階級とか

   そういう連中の子弟が多いだろうからな。

ソムチャイ:それは言えますね。高級官僚とか軍の関係とか、皇族関係と

   か・・・、タイにはそういう階層が未だはっきり残ってますから。

五郎:スクールバスなんかないのかな?

ソムチャイ:ありますけど、やはり乗用車で送り迎えするのがステータスです

   ね。そういう人たちはメイドさんやドライバーさんを抱えていますから、問題

   ないんです。

五郎:そういう問題かな・・・?

ソムチャイ:だから、学校のないときは道路は空いています。

五郎:どうも、子供を過剰にかわいがっている気がするな。

ソムチャイ:確かに子供を大事にしています。しつけがキチンとしてない面もあ

   りますけど。

つづきを読む>>  

タイと日本、どっちが学歴社会?2008.02.23

五郎:タイの親達、特に富裕層や、いわゆる特権階級に属するような人たちが

   子供を学校に車で送り迎えしている話は分かったけど、そこまで大事にさ

   れて育った子供達がタイの国政や社会のトップ層、指導層になっていくの

   かな?

ソムチャイ:そうです。タイではその辺はハッキリしています。私から見ると、ワ

   ガママいっぱいに育った連中が、大人になってそのままワガママいっぱい

   しているように思うときがあります。

五郎:階層分化してるのかな?矛盾はないのかな?

ソムチャイ:アルとは思うんですけど・・・、実際私は余り納得してません。

   だけど、タイはずっとそれでやってきたんです。エリートはエリートの家に

   生まれ、エリートになっていく。学歴は日本以上に重要視されてると思いま

   す。「大学卒業以上」という限定で求人している企業も少なくないです。

五郎:表に出して採用条件にしてるの?

ソムチャイ:そうです。中学しか卒業していない人もいっぱいいますから、そう

   いう人たちには門前払いですね。能力に関係なく。

五郎:日本では一応、表向きは学歴とか、性別、年齢を採用条件にしてはいけ

   ないことになっている。実際のとこは別だけどね。日本はタテマエ社会だ

   から。

ソムチャイ:タイだってタテマエは好きです。表向き良いこと言うのはタイ人の

   得意とするところですから。タイが救われるのは、富裕層でない人たちが

   「勉強・勉強」「良い学校・良い学校」と子供達を攻めない点ですね。

五郎:教育ママはいないのかな?

ソムチャイ:ゼロではないでしょうけど・・・、いませんね。日本のように小学校

   や中学から学校に行きたがらない子はいません。高校や大学でも子供達

   の自主性と親の経済力で決めてます。余り背伸びはしてませんね。

五郎:それでも、田舎からバンコクへ内地留学させている親もいるって聞くけ

   ど・・・。

ソムチャイ:高等教育させようとしている親はいます。お金があれば、の話で

   すけど。最近はただ大学を卒業したくらいでは一流企業には就職できない

   ケースが増えてます。

五郎:どうするの?

ソムチャイ:大学院に行ったり、外国留学したりですね。

五郎:益々お金がかかる仕組みか・・・!ソムチャイさんみたいに日本へ留学

   する人は?

ソムチャイ:いますけど、少ないです。アメリカとかオーストラリアとか、英語圏

   ですね。日本よりフィリピンの方が良いという人もいます。

五郎:う〜ん。分かるような気もするけど。

ソムチャイ:小学生や中学生の場合は学校はタイではやはり楽しいところです

   ね。行きたくても家計が許さない子が多いことは問題ですけど。

五郎:逆に「不登校」とか「ひき篭り」なんてのはないのかな?

ソムチャイ:聞いたことないです。

つづきを読む>>  

タイの女性は焼きもち焼き2008.02.22

五郎:タイの男は浮気性が多いって?

ソムチャイ、スワンニー:人によりけりです。

五郎:タクシーなんかに乗ると、オレは女房が3人いる、なんてうそぶく運転手

   もいるよ。

ソムチャイ:確かにそういう人もいます。タイではそういうことを社会的に容認

   している風潮がありますから。

五郎:というと・・・?

ソムチャイ:先ずは、経済的な事情が日本などとは違います。自力で生活して

   いけない女性も少なくありません。働く意欲がないんじゃなくて、働く機会

   がないんです。

五郎:貧困層がかなりいるという事かな・・・?

   でも、それだけでは「浮気」を社会的に容認しているとはいえないような気

   がするけどな。

ソムチャイ:王室のことはタイ人は余り公にはクチにしませんけど、今の皇太

   子と3人目の奥様との間に男の子(2005年4月29日)が生まれました。

   これを慶賀として国中でお祝いしました。王位継承権を持つ「次の皇太

   子」と言われています。日本ではどうですか?

五郎:う〜ん、ちょっと違和感あるかな・・・。

   だからといって、男の浮気を社会的に容認する風潮ともいえないだろう?

ソムチャイ:タイでは、財閥の場合でも例があります。タイの財閥はルーツが

   中国と言う人が多いんですですけど、この人たちの中には複数の婦人を

   娶り、どの奥さんから生まれたかを問わないで子供の中の一番優秀な男

   子に事業を受け継がせていくという考えです。財閥の全ファミリーがこれを

   受け入れています。具体的な名前を上げるのは遠慮しますけど、ある財閥

   会社の創始者兄弟には、長男が4男8女、次男が9男3女と言う子沢山の

   人がいました。この子弟は誰から生まれたかは関係なく、ファミリー企業を

   巨大な財閥グループに成長させてきた例があります。この財閥は長男の4

   男が総帥となりました。

五郎:ソムチャイさん詳しいね。

ソムチャイ:タイでは誰でも知っています。でもこれをタイの「後進性」だと思わ

   ないでください。

五郎:もちろんさ。タイはタイのありようだし、日本は日本の社会倫理と規範が

   ある。それは「差」じゃなくて「違い」だよ。

   だけど、タイの女性は焼きもち焼きだって・・・。

スワンニー:絶対ダメです。浮気が分かったら、家を追い出します。

五郎:え〜ッ!それって、矛盾じゃない?「受け入れてる風土」と「男を追い出

   す考え」って、分からないな。

ソムチャイ:矛盾しているように感ずるかもしれませんけど、庶民の間ではバ

   ランスしているんです。おかしいですか?

五郎:・・・。

スワンニー:私はイヤです。キチンとしてないと一緒にはいられません。

五郎:でも、若い人たちはどうなの?

スワンニー:私も若いです!−−(笑い)−−

    ただ、年齢に関係なく、そういう関係にだらしのない人はいます。

五郎:日本だって、最近はかなりだらしがない・・・。似たり寄ったりかな。

つづきを読む>>  

雲助タクシーの横行?2008.01.15

五郎:タクシーのことは前にも話し合ったテーマだけど、最近はどう?

ソムチャイ:タイのタクシー事情はもう日本の方も良く知ってるでしょう。

    まじめなタクシードライバーが多いんですけど、中には良くないのもいて全部が悪く見られてしまう・・・、

    全体から見ると損ですね。

五郎:私が駐在してた頃、バンコク郊外のタクシードライバーのたまり場みたいなところへ良く行ったことが

    あったんだ。道路の脇の屋台で、東北(イサーン)料理だった。ドライバーが集まってきて夕食するんだ。

    夕方6時ごろから開店してたかな。

ソムチャイ:そんなところへ行ったんですか?

五郎:まあね、若かったし・・・。

ソムチャイ:何食べたんですか?

五郎:魚の塩焼き、魚の煮込み汁、蒸かしたもち米かな・・、ドライバーさんたちは川魚の煮込み汁に

    カオニャオ(もち米)。もち米を「カピ」(小エビのシオカラ)につけて食べる人が多かったかな。

    白菜・からし菜・空芯菜は食べ放題だったけど、野菜を食べてるドライバーさんは少なかった。

    5,6分でお腹に詰めるとすぐに運転に戻る人がほとんどだった。楽じゃなさそうだ。

ソムチャイ:バンコクはタクシーの数が多すぎるって言うドライバーは多いですね。

   3万台以上走ってるそうです[実は8万台]。個人が所有している車をタクシーとして登録

   してドライバーはレンタル料を払って商売するというのがタイのタクシーですから。

五郎:タクシーの見入りは良いのかな?

ソムチャイ:大変でしょうね。タクシーのレンタル料は1日800バーツくらいですから、

   レンタル料とガソリン代払ったら手元にほとんど残らないと言うことも結構あるそうです。

五郎:タクシーの料金はどうなってたっけ?

ソムチャイ:初乗りは2Kmまで35バーツ、あとは約450m毎に2バーツづつ上がります。

   約10km走って70バーツちょっと。15キロ走っても100バーツ以下ですね。

   渋滞のときは時間の累計分もあります。30Kmで180バーツといったところです。

五郎:うーん、やっぱり割安だな。30Kmというと東京・横浜くらいだもんな。

ソムチャイ:日本と比べると確かに安いですよね。

五郎:東京だと2kmまでが初乗りで660円、これが今度750円になる。率直言って乗りずらい。

ソムチャイ:乗車拒否はないですか?

五郎:前にも話したと思うけど、ないね。禁止されてるし。優秀なドライバーほどお客や行き先は

    選ばないって聞いてるね。

ソムチャイ:タイの場合はお客が乗ったらサッサと片付けて、次のお客を探すって言う感じです。

    客の選り好みはする、気に入らないところへは行かない、お釣りはない・・・タクシーはタイの縮図です。

五郎:日本は料金が高すぎ、深夜料金は3割高だから、電車の動いている内に帰宅するのが一番。

ソムチャイ:タイは割り増しはありません。深夜でも早朝でもタクシーはいっぱい走っています。

五郎:私が駐在員だった頃もそれは助かったね、実際。

つづきを読む>>  

まだら模様の男女関係2008.01.11

五郎:私が知ってるタイの女性だけど、プロパンガスの会社を経営していたオ

   ヤジに口説き落とされて同棲始めた。「女房とはとっくに別れた」と言う話

   を真に受けてね。働いて貯めていたお金を貸しちゃった。「会社の株主に

   なってくれ」なんて言われてね。

ソムチャイ:大金ですか?

五郎:大きいね。株主として投資した分が50万バーツ、貸し付けた分が50万

   バーツ。都合100万バーツだ。

ソムチャイ:大変なお金ですね。

五郎:ところがこの会社はもう成り立たなくなってたんだな。資金に困ってい

   た。彼女、会社の経理までさせられて、時々不足する現金を立て替えたり

   していた。

ソムチャイ:そんな大金を良く持ってましたね。

五郎:ああ、水商売で稼いだお金だ。体張って稼いだものだ。

スワンニー:それで、どうなったんですか?

五郎:にっちもさっちも行かなくなって、彼女とうとう男も会社も投げ出した。

   彼女は一度離婚していて、子供も一人いた。

スワンニー:そうですか・・・。何か、気のどく。

五郎:彼女、しばらく泣いてたけど、半年もしないうちに新しい男見つけて、今

   ではその彼のレストランを切り盛りしている。

スワンニー:タイの女性は結婚して、別れて、男に懲りて、それからは独身で

   通す、て言う人多いです。

ソムチャイ:彼女は納まるところに収まったと言うことでしょうか?

五郎:ところが、ガスやの男は男で、別れてから何度も電話かけて来るそう

  だ。ヨリを戻そうって。彼女はしつこくて困る、って言ってたけど電話口でそ

  のオヤジ泣くんだそうだ。かわいそうだから、たまに会いに行ってやるんだっ

  て・・・。新しい旦那がいるのにだよ。そんなのありかな?

スワンニー:それって変です。

ソムチャイ:五郎さん、何でそんなに詳しく知ってるんですか?

五郎:私の「友達の友達」なんだね。二人がタイ語でヤリトリしているのを盗み

  聞き!水商売で稼いで、それを全部ガスやのオヤジに騙し取られ、今度は

  レストランの経営者を捕まえて、オーナーになってまた貯めこんでる。見上

  げた根性というか、シタタカというか・・・。脱帽だね。

ソムチャイ:ガスやのオヤジはどうなったんですか?

五郎:これがまた、おかしいと言うか、何と言うか・・・。離婚したと言うのはオオ

  ウソで、今でも女房・子供と暮らしている。時々彼女に涙声で電話したりしな

  がらね。

スワンニー:それって、何かとても変です、五郎さん。

五郎:そうだよな、そう考えるのが普通だよな。だけどね、最近何が何だか分

  からないことが多い。男女の関係はどこでも「まだら模様」だ。日本だって

  社内の不倫、奥様方の浮気・婚外交渉、愛人バンク、援助交際、出会い

  系サイト・・・。ヤレヤレだよ。人間の理性が失われていくんだな、だんだん。

  これって、進歩なのかね、退歩なのかね・・・。

つづきを読む>>  

タイ女性があこがれるのは?2008.01.09

五郎:タイの男が日本の女性に関心が高いことは分かったとして、タイの女性

    があこがれる男性はどうなんだろう?

スワンニー:タイの女性があこがれているのはやはり、欧米人ですね。英語を

    勉強している友達大勢います。

五郎:日本の男は対象外?

スワンニー:憧れの対象としては「枠外」かもしれません。すみません。中年以

   上の女性では「日本人は恐い」と思っている人もいます。

五郎:なんで?

スワンニー:映画なんかのせいじゃないでしょうか・・・。戦争映画では日本人

   が中国人をいじめたり、殺したりする場面が度々出てきましたし、泰麺鉄

   道のを造る時に日本軍にタイ人が大勢殺されてますから。私の母もそん

   な話ししてました。

五郎:そうか・・・。まだ戦争が完全には終わっていないんだな・・・。

ソムチャイ:ところが、日本人の印象を一変させた『事件』があったんだよね。

五郎:・・・?

ソムチャイ:スワンも知ってるだろう?『メナムの残照』て言うテレビドラマ。映

   画にもなったよな。(トムシャンティー著 角川文庫『メナムの残照』)

五郎:聞いたことあるけど、ドラマを見たことはないな。

ソムチャイ:第二次大戦中の話です。日本軍の海軍大尉コボリとタイ人女性ア

   ンスマリンとの恋愛・悲恋の物語・・・です。紆余曲折を経て二人は結婚し

   たんだけど、最後にコボリが連合軍の攻撃でバンコク・ノイ駅で死にます。

   アンスマリンの腕に抱かれて。コボリは軍人ですけど、どんな圧力にも変

   わることなく常に誠実で、アンスマリンへの愛情も揺るぐことがない。太平

   洋戦争の様々な苦難と悲劇が二人の愛をを引き裂き、人生をズタズタに

   してしまう、と言うお話です。ものすごい人気でした。私も何度も見ました。

五郎:日本人を見ると「名前はコボリか?」とか「コボリの親戚か?」なんて冗

   談言われる時期もあったそうだね。

スワンニー:ドラマ見てとても泣きました。日本人てとても誠意があって、勤勉

   で規律正しいと思いました。

ソムチャイ:そうなんだよな。早い話がタイ人は日本人のことサッパリ分かって

   ない。

五郎:日本人だって、タイ人のことは全然分かってないさ。お互い様。

スワンイー:そういえば、、私は『おしん』も見ました。ヤッパリ泣きました。

五郎:『おしん』はアジアの人、大勢が見た。

スワンニー:「一休さん」「ドラエモン」「忍者ハットリ君」も見てます。面白いで

   す。

五郎:アニメは日本が世界に誇る最高の文化だ。え〜と、話がそれちゃった。

    元に戻して、タイ人の女性が日本人をどう見てるかって事。

スワンニー:私が知っている日本の方はとにかく良く働きます。とても勤勉だと

    思います。礼儀正しいとか時間に正確と言う印象もありますね。

五郎:フーン、なるほど。最近の若い世代は日本でも大分違うけどね。

つづきを読む>>