五郎:ソムチャイさんが体調壊して「タイ・日 文化トーク」が
できなくなった。 しばらくお休みして、私が30年近くタイと
日本を往復して感じじている タイ人と日本人の様々な違
いを独断・偏見を交えて発表し、ソムチャイさんの早期
復帰を待ちたい。
・・・名づけて「比較民俗学的考証」
第8話・・・時刻表
タイの電車、バスには時刻表がない。 途端に日本人は不安となる。 日本の新幹線は出発、到着時間に秒単位の管理をしていて、それが守られている。 それが当たり前と受け止められている。 私の利用する小田急線は毎日のように時刻表通りに出発、到着できていない。 車掌のアナウンスは決まっていて、 「*分遅れて新宿に到着しました。 遅れて到着したことをお詫びいたします。申し訳ありませんでした」 総括・・・時刻表があるから、ある以上は守らなければならない。 この際、時刻表をなくし、ダイヤを公表しないで運行したらどうなるか⁈ 心は・・・タイ人は「来た電車に乗れば良い」と考える。 日本人は不安になる。いつも何かに拘束されていないと心穏やかでない。 決まっていないと旅行はできない、どこにも動けない。 (写真はバンコク高架線BTSの時刻表、見る人はいない)